■日時: 令和元年11月20日(水)  ■句会場: 上野 東京文化会館  ■参加者: 29名  ■句会メモ

合点 作      品 作 者 選     者
7 冬囲ひ非力なれども老の技 金子つとむ 主宰 岳洋 隆 一美 たか子 香葉 靖舎   
6 堅固とは美しきこと雪囲ひ 金子つとむ 〇主宰 岳洋 〇隆 〇讃良 一美 文巴  
6 初恋を秘めたるやうに冬桜 中島讃良 岳洋 隆 〇のぶ子 〇一美 千尋 〇靖舎  
6 冬ゆふやけ稜線ぐいと迫り来る 中田のぶ子 主宰 克美 〇たか子 千尋 美貴子 靖舎  
5 藷掘りの子等の残せし土の波 田中一美 主宰 隆 のぶ子 満智子 美貴子   
5 河豚料理後にも先にも子の奢り 田中一美 〇岳洋 讃良 〇克美 たか子 文巴  
5 御殿毬敷き詰めたかに紅葉山 佐藤いづみ のぶ子 克美 〇たか子 香葉 美貴子  
5 末つ子の力及ばず大根引 金子つとむ 主宰 岳洋 のぶ子 たか子 千尋  
4 父の背の見えぬ不安やきのこ山 下平誠子 主宰 岳洋 一美 克美  
4 枯蟷螂用なき鎌を持て余す 金田けいし 〇主宰 隆 克美 靖舎  
4 旅籠屋の名残の構へとろろ蕎麦 福島しげ子 主宰 〇香葉 文巴 千尋  
4 擦れ違ふ都電ごつとん冬に入る 金田けいし 主宰 岳洋 隆 満智子  
4 毛糸編む甦りたる指の先 佐藤満智子 主宰 一美 〇文巴 〇千尋  
4 波郷忌のしづかに殖ゆる星の数 すずき巴里 〇岳洋 讃良 一美 美貴子  
3 気後れておでん屋台の湯気の中 下平誠子 のぶ子 文巴 千尋  
3 葉と棘と和みて黄ばむ枳殻の実 田中貞雄 讃良 〇満智子 香葉  
3 支流から大河へ旅の落胡桃 樋口文巴 隆 一美 満智子  
3 職失せし十年目の勤労感謝の日 大谷治男 岳洋 隆 文巴    
3 冬蜂の溺れてゐたる手水鉢 樋口文巴 隆 讃良 一美  
3 団栗を拾ってしまう前世栗鼠 新田怜弥 隆 千尋 美貴子  
3 住所録また一つ消し冬に入る 竹田ひろ子 満智子 たか子 靖舎  
3 赤く染むコートも人も寒夕焼 川南隆 たか子 美貴子 靖舎  
2 出し巻卵粗糖と塩と雪明り 鳥居美智子 讃良 一美   
2 弧を描く禅林の屋根冬ぬくし 中田のぶ子 岳洋 満智子   
2 野紺菊かつて根分けの山の小屋 佐藤玲華 〇主宰 隆  
2 限定に挑む価値ある神無月 吉田克美 岳洋 満智子  
2 麻酔の闇曳きつつ覚める窓に月 金田けいし 主宰 満智子   
2 閼伽桶の柄杓に掬う今日の月 樋口文巴 主宰 〇美貴子   
2 追憶のかけらをつなぎ雪蛍 中島讃良 主宰 満智子   
2 胸奥の閂閉ざす冬隣 竹田ひろ子 隆 克美  
2 熟成や凸凹並ぶラフランス 吉田克美 〇隆 のぶ子  
2 小春空安達太良山を浮彫に 佐藤いづみ のぶ子 一美  
2 侘助の聖地となれり竹籬 吉田克美 岳洋 香葉   
2 綺羅つくし陽に散りゆける冬紅葉 中島讃良 〇文巴 香葉   
2 小春日や小路に三色チョーク跡 巻山香葉 讃良 克美  
2 山眠るいつまで人は殺し合ふ 川南隆 主宰 のぶ子  
2 民宿は廃校の跡望の月 辺田たか子 主宰 克美  
1 神楽月財布に犬の診察券 大谷治男 主宰  
1 切株は冬の日溜り鳶の輪 中田のぶ子 讃良  
1 日付印まだ掠れがち令和の秋 新田怜弥 岳洋  
1 群れ雀影より降りし刈田かな 佐藤いづみ 主宰  
1 雨樋の滴り静か石蕗の花 岩永靖舎 主宰  
1 律の調べ螺鈿紫檀の五弦琵琶 巻山香葉 主宰   
1 囲炉裏囲めば昔話の果てしなし 田中貞雄 克美  
1 青木の実ことばに力ありと言ふ 川南隆 〇岳洋  
1 秋の海空の境の微かな弧 内藤美貴子 主宰  
1 下校の子胸の目に付く赤い羽根 佐藤玲華 克美  
1 満天星紅葉極みをとどむ昨夜湿り 渡部次代 主宰  
1 烏賊焼きは一夜干しなり燗の酒 内藤美貴子 隆  
1 やり直し未だ利きさう枇杷の花 田中貞雄 靖舎  
1 小春日の誰に見しよとてサガミンク 鳥居美智子 たか子  
1 小春日や正倉院展人の波 辺田たか子 香葉  
1 新米のとぎ汁の白手に馴染む 竹田ひろ子 克美   
1 一枚の軽重問はる枯柏 村田岳洋 隆   
1 タワーマンションの屋上掠る鱗雲 岩永靖舎 満智子  
1 柚子味噌に話の弾むシニア会 福島しげ子 克美  
1 豪農の障子明かりや釘隠し 佐藤満智子 岳洋  
1 秋深しエスプレッソに息正す 渡部次代 讃良  

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