合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
5 | 秋天を借りきっている観覧車 | 新井京子 | 貞雄 ひろ子 ○讃良 満智子 邦子 |
5 | 蚯蚓鳴くひとりぐらしのひとりごと | 阿部綾子 | 貞雄 讃良 ○ひろ子 ○邦子 京子 |
5 | 稲の香や無人駅舎の俳句欄 | 金子つとむ | 讃良 満智子 克美 邦子 ゆみ子 |
5 | 忘れもの探しゐるごと秋の蝶 | 中島讃良 | 貞雄 隆 克美 靖舎 ○ゆみ子 |
5 | 参道の石畳踏む秋を踏む | 新井京子 | 主宰 隆 讃良 靖舎 ゆみ子 |
4 | 梵鐘のいち打の余韻墓参り | 新井京子 | 讃良 満智子 ○克美 ○靖舎 |
3 | グランドに一礼帰燕の空となる | すずき巴里 | 讃良 満智子 邦子 |
3 | わナンバーの重機いろいろ天高し | 斎藤るりこ | 満智子 ○京子 邦子 |
3 | 線香花火の起承転結膝に傷 | 斎藤るりこ | 主宰 京子 ○邦子 |
3 | 星飛ぶや心興せと言ふやうに | すずき巴里 | 貞雄 克美 京子 |
3 | 指先に父の横顔鬼やんま | 佐藤正代 | 靖舎 ゆみ子 邦子 |
3 | 何もせぬ美人の仕草菊人形 | まつのたく | ○主宰 ひろ子 ○克美 |
3 | さよならも言わずに逝きし秋の雲 | 田上ゆみ子 | ひろ子 満智子 京子 |
2 | 独り居に束縛有らばこの極暑 | 佐藤満智子 | 貞雄 ひろ子 |
2 | 田の道の公衆電話秋落暉 | 斎藤るりこ | 主宰 満智子 |
2 | 限界を越えし齢の残暑かな | 長倉美季 | ひろ子 満智子 |
2 | 鬼ヤンマ兜凛凛しく川渡る | 佐藤弘香 | 隆 ひろ子 |
2 | 夕風や稲の香にほふ無人駅 | 佐藤玲華 | 主宰 克美 |
2 | 深々と実る稲田や母の恩 | 佐藤弘香 | 靖舎 邦子 |
2 | 爽やかや下りは一気いろは坂 | 竹田ひろ子 | 主宰 ゆみ |
2 | 擦傷にちちんぷいぷい秋の空 | 阿部綾子 | 京子 ゆみ子 |
2 | ポストまで近道狭し韮の花 | 佐藤玲華 | 主宰 ゆみ子 |
2 | 赤とんぼ考へてゐる棹の先 | 金田けいし | 克美 邦子 |
2 | 雨上り風心地良き大根蒔く | 佐藤玲華 | 克美 靖舎 |
2 | 爆心地羽音たてずに雁渡る | 川南隆 | ○主宰 満智子 |
2 | 加賀棒茶茶粥で済ます厄日かな | 渡部次代 | ひろ子 満智子 |
2 | ベランダにふつと立ち寄る赤蜻蛉 | 長倉美季 | 讃良 ゆみ子 |
2 | 澄む秋の森の奥よりカルテット | 樋口文巴 | 主宰 京子 |
2 | 志野焼の白肌に酌む新走り | 中島讃良 | ○主宰 貞雄 |
2 | 話好きの女三人鳳仙花 | 戸塚邦子 | ○讃良 ○京子 |
2 | 秋風やそこはかとなく里心 | 竹田ひろ子 | 満智子 靖舎 |
2 | 赤き橋渡れば秋の川となる | 降幡加津 | 隆 京子 |
2 | 虫の音や夜空広がる無限大 | 長倉美季 | ひろ子 讃良 |
1 | 秋の宵会いたき人の名を書きぬ | 田上ゆみ子 | 靖舎 |
1 | 穂孕みの薄に秋のひかり降る | 金田けいし | 克美 |
1 | 秋風や人生といふ川流れ | 佐藤満智子 | ○隆 |
1 | 軽トラの渡御巡りくる稲穂路 | 渡部次代 | ○靖舎 |
1 | 意のままに召しませ秋の絹衣 | 佐藤弘香 | ○満智子 |
1 | 秋暑し道路工事の粗雑音 | 佐藤満智子 | ゆみ子 |
1 | 雨台風気象レーダー真赤なり | 戸塚邦子 | 主宰 |
1 | 駅員の案内もありぬ在祭り | 樋口文巴 | 主宰 |
1 | 茄子漬の壜を並べて夜の厨 | 佐藤正代 | 克美 |
1 | 飛行機の一機のための秋の空 | すずき巴里 | ○満智子 |
1 | 物音は残暑の中の駅広場 | 降幡加津 | ○隆 |
1 | 秋夕焼潮入川のさざ波に | 中島讃良 | 邦子 |
1 | 海光を散らすさざ波秋めきし | 竹田ひろ子 | 讃良 |
1 | 天高し男点前の野の風情 | まつのたく | 靖舎 |
1 | 菊日和「長寿庵」てふ千社札 | まつのたく | 主宰 |
1 | 秋祭母の手料理思い出す | 田上ゆみ子 | 隆 |
1 | 夜半の月しばし眺めて寝に就く | 金子つとむ | 貞雄 |
1 | 木の実をば木の実のままに地に還す | 川南隆 | ○ゆみ子 |
1 | 輪になりて歌ふ園児や草の花 | 金田けいし | 京子 |
1 | 新涼や青葉城址の伊達姿 | 岩永靖舎 | ○ひろ子 |
1 | 朝庭の近所訪問黒揚羽 | 吉田克美 | 隆 |
1 | 処暑すぎてなほ行合の雲の立つ | 渡部次代 | 貞雄 |
◎ 主宰の特選句の講評はろんど誌に掲載されます。 ○10月の本部句会の御案内 日 時 10月18日(土) 午後1時より 句会場 北区滝野川会館 当季雑詠3句 出句控え1枚 投句料千円 欠席投句の方は各担当者までご郵送ください。 ※ 11月・12月の本部句会では同人会長 金子つとむ氏 のセミナー 「奥の細道・芭蕉の出羽路」が午後1時より開催されます。 その後引き続き本部句会となります。 わかりやすく、楽しいお話です。是非ご参加ください。 |