合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
9 | ぎこちなき四肢ときほぐす柚子湯かな | 金田けいし | 主宰 隆 香 ひろ子 一美 るり子 克美 靖舎 〇ゆみ子 |
8 | 少しずつはみ出る余生日向ぼこ | 長倉美季 | 主宰 貞雄 香 ひろ子 祐子 邦子 靖舎 創雅 |
7 | 冬の旅鍵のかかりし駅ピアノ | 佐藤正代 | 〇主宰 隆 讃良 一美 満智子 ゆみ子 創雅 |
7 | 沈黙は心の居場所冬薔薇 | 阿部綾子 | 〇主宰 貞雄 隆 ひろ子 〇一美 克美 靖舎 |
7 | 年暮るる忘れ上手や今を生く | 竹田ひろ子 | 隆 〇香 一美 満智子 ゆみ子 邦子 〇創雅 |
7 | ゆずられて席のぬくもり十二月 | 長倉美季 | 〇ひろ子 〇讃良 一美 るりこ 〇ゆみ子 靖舎 創雅 |
7 | 数へ日やまだ道草の途中なり | 田中貞雄 | 〇ひろ子 香 邦子 満智子 〇一美 るりこ 祐子 |
6 | 裏を見せ表もみせて散る紅葉 | 佐藤満智子 | 〇主宰 隆 讃良 克美 るりこ ゆみ子 |
6 | 針山を作り直して針供養 | 佐藤満智子 | 〇主宰 貞雄 讃良 〇るりこ ゆみ子 〇祐子 |
6 | 冬満月姥捨山へ行く齢 | 斎藤るりこ | 主宰 貞雄 ひろ子 〇満智子 一美 靖舎 |
5 | おさむ忌や冬青草の確と立ち | すずき巴里 | 貞雄 〇隆 讃良 一美 〇邦子 |
5 | 笠智衆「やあ」と手をあげ返り花 | 能松祐子 | 貞雄 満智子 克美 靖舎 創雅 |
5 | たよりなき身を恃みたる冬構へ | 渡部次代 | 主宰 一美 香 邦子 祐子 |
5 | 乳吞み子を抱く埴輪や冬ぬくし | 金子つとむ | 〇主宰 貞雄 隆 満智子 克美 |
4 | 湯豆腐や若者言葉に追ひつけぬ | 竹田ひろ子 | 祐子 一美 満智子 〇靖舎 |
3 | 友の死や受け入れ難き年の暮 | 田上ゆみ子 | ひろ子 祐子 創雅 |
3 | ほどほどに茶の間仏間と煤払ひ | 佐藤玲華 | 香 〇るりこ 克美 |
3 | 赤点の答案用紙こたつの間 | すずき巴里 | 〇讃良 るりこ 創雅 |
3 | 裸木の鼓動が聞こえさうな凪 | 田中貞雄 | 讃良 〇祐子 〇邦子 |
3 | 冬満月流星群を隠しけり | 下平誠子 | 讃良 るりこ 邦子 |
3 | 裸木の影整然と暮れゆけり | 金田けいし | 貞雄 克美 ゆみ子 |
3 | 浮寝鳥平和な国の池にをり | 田中一美 | 主宰 るりこ 讃良 |
2 | 被団協広島の夏語り継ぐ | 創雅 | 隆 祐子 |
2 | 小半日耘(くさ)ぎる婆の頬被り | 樋口文巴 | 主宰 邦子 |
2 | 小春日や心も弾む身も弾む | 佐藤玲華 | 〇創雅 ゆみ子 |
2 | 冬銀河こぼれ落ちたる子猫かな | 阿部綾子 | 〇隆 ひろ子 |
2 | 百聞は一見したや雪女 | 長倉美季 | 主宰 〇克美 |
2 | 母の忌のさらりと過ぎて雪となる | 竹田ひろ子 | るりこ 靖舎 |
2 | 日溜りに寄りてひそやか浮寝鳥 | 金田けいし | 讃良 一美 |
2 | 寒晴や聖母の視線に背筋伸ぶ | 岩永靖舎 | 香 ゆみ子 |
2 | 歳とらぬキューピー羨し十二月 | 能松祐子 | 貞雄 創雅 |
1 | 寄り合に歌加留多あり復習す | 下平誠子 | 主宰 |
1 | 急坂のさきの山門冬わらび | 渡部次代 | 貞雄 |
1 | 冬将軍立ちはだかる四方の山 | 佐藤いづみ | 克美 |
1 | 歳晩の施設を訪わる部活生 | 樋口文巴 | 〇満智子 |
1 | 極月や駅頭向くは靴と靴 | 川南隆 | 香 |
1 | にわか雨熊手かついで焼鳥屋 | 佐藤正代 | ゆみ子 |
1 | 柊の花を好みし齢かな | 中島讃良 | 靖舎 |
1 | ふたたびは会う事出来ぬ冬銀河 | 降幡加津 | 〇香 |
1 | 小笹原美しきのつぽの石蕗の花 | 吉田克美 | 一美 |
1 | 冬ざれの野に一灯のからすうり | 中島讃良 | ひろ子 |
1 | 冬の街だれも叫ばず戦車ゆく | 川南隆 | 邦子 |
1 | 登校の子らの足元初氷 | 戸塚邦子 | 〇克美 |
1 | 抜け穴に真田幸村冬の陣 | 岩永靖舎 | 創雅 |
1 | 遅れ来し喪中葉書や波郷の忌 | すずき巴里 | 満智子 |
1 | 住職の居らぬ古寺落葉嵩 | 斎藤るりこ | 満智子 |
1 | 俳誌にミス敬礼したる冬の宵 | 戸塚邦子 | 主宰 |
1 | 鉢カバーに瀬戸の手焙り甦り | 能松祐子 | ひろ子 |
1 | 虎落笛に怯えし子らも今は父 | 田上ゆみ子 | 祐子 |
1 | 遠き日の思ひ出手繰り賀状書く | 佐藤満智子 | 〇靖舎 |
1 | 小父さんの愚痴を聞いてる焼鳥屋 | 樋口文巴 | 主宰 |
1 | 三百年松冬日の綺羅やビルの綺羅 | 吉田克美 | 主宰 |
1 | 縁取りのピンク濃くなる残る菊 | 戸塚邦子 | 香 |
1 | 海のこゑ咳き込む我に山のこゑ | 川南隆 | 邦子 |
1 | 寒し朝ハマの凱旋待ちわびる | 創雅 | 隆 |
◎主宰の特選句の講評はろんど誌に掲載されます。 〇1月の本部句会の御案内 日 時 1月18日(土) 句会場 北区滝野川会館 当季雑詠3句 出句控1枚 投句料千円 欠席投句者は各担当者まで郵送ください。 |