■日時: 令和7年3月15日  ■句会場: 紙上句会  ■兼題: 光  ■参加者: 16名

合点 作      品 作 者 選     者
6 大仏の胸に春光滑り込む 尾形誠山 貞雄 ひろ子 満智子 悦子 玲華 たく  
5 渓流の流す光や山芽吹く 金田けいし 満智子 いづみ 玲華 水貴 悦子 
5 菜の花を裳裾に富士の優然と 佐藤満智子 けいし 誠山 綾子 加津 〇たく  
5 亀鳴いて老いとは時間長者かな まつのたく ひろ子 〇誠山 〇弘香 〇満智子 いづみ  
4 ミモザ咲き黄金の風の沸くごとし 金田けいし ひろ子 克美 弘香 〇悦子  
4 旅立てる句友偲びて春惜しむ 名倉悦子 克美 弘香 満智子 水貴  
4 菜の花の地から湧き出る光かな まつのたく 貞雄 〇ひろ子 けいし 水貴  
4 春燦燦あまねく注ぐ日の光 佐藤満智子 〇克美 誠山 綾子 加津  
3 ふらここの地球と同じ自転かな まつのたく 満智子 加津 〇水貴  
3 万物の命潤す春の雨 佐藤弘香 誠山 加津 玲華  
3 年ふりて震災月となる弥生 田中貞雄 克美 〇いづみ 綾子  
3 雛飾る介護ホームや春深し 名倉悦子 けいし 玲華 水貴  
3 節電の秘伝あれこれ根深汁 阿部綾子 貞雄 満智子 たく  
3 杉山に光集めて根明けかな 佐藤いづみ ひろ子 けいし 弘香  
3 「春だな」とつぶやく夫の背の薄し 竹田ひろ子 弘香 〇加津 玲華  
3 春風を呼ぶ観音のあまたの手 尾形誠山 弘香 悦子 たく  
3 福島も三陸沖も春の星 尾形誠山 悦子 綾子 加津  
3 ぼたん雪光り交差の常夜燈 吉田克美 ひろ子 〇玲華 たく  
2 ペン置けば転げて行くや春炬燵 降幡加津 誠山 弘香  
2 雪深く彼岸詣も出来ず居る 降幡加津 弘香 たく  
2 春雪の富士に君の名呼んでみる 名倉悦子 貞雄 玲華  
2 ひとり居のわれに語らふリラの花 降幡加津 貞雄 克美  
2 遊蝶花白洲正子のかくれ里 尾形誠山 満智子 水貴  
2 皺の手を開きて春の光享く 佐藤弘香 克美 たく  
2 春の雪街の動線動かざる 竹田ひろ子 貞雄 けいし  
2 龍の目の光る天井春寒し 竹田ひろ子 〇けいし 水貴  
2 三基の墓囲む如くに紅椿 佐藤いづみ 悦子 綾子  
2 ヒヤシンス光も風も香に乗りて 佐藤弘香 貞雄 いづみ  
1 緑青の屋根がキャンバス花辛夷 田中貞雄 けいし  
1 住職の説法澄む声彼岸寺 吉田克美 綾子  
1 春昼やかろやかバイク郵便屋 佐藤玲華 誠山  
1 バス乗り場探す駅前春寒し 金田けいし いづみ  
1 佇めば山茱萸の花ほころびぬ 降幡加津 克美  
1 病む猫の顔の四角や春愁 佐藤弘香 貞雄  
1 雛祭りある物仕立てちらしずし 吉田克美 誠山  
1 ねんねこや母の元気は吾(わ)の無敵 阿部綾子 貞雄  
1 陽の光一心に集め福寿草 名倉悦子 いづみ  
1 猫柳開花と届く追而書き 佐藤玲華 貞雄  
1 手のひらに温し軽さよ子猫来 水貴 ひろ子  
1 蝶生る風の奥より子らの声 金田けいし 悦子  
1 風となる煙草のけむり春彼岸 阿部綾子 いづみ  
1 お和尚様のよどみ無き声彼岸寺 吉田克美 加津  
1 卒業子朱の袴にて漕ぎ出でぬ 竹田ひろ子 〇綾子  



   柿の木句会メモ

    田中貞雄特選

     降幡加津 ひとり居のわれに語らふリラの花

      選評  リラ(ライラック)の花の色は、しろ、赤、紫、青など穂状に多数の

         花をつけ、多くの花言葉があるそうだが、掲句の独り暮らしに静かに語

         りかけるリラの花の色は白、花言葉は「思い出」とうけとめた。

         齢のせいかも知れない。

       4月 紙上句会

       4月兼題 『 話  』 吉田克美さん出題

       投句締切 4月18日(金)

       選句締切 4月24日(木)

       兼題1句・雑詠3句・出句控・出句料千円ご同封にてご送付下さい。

       投句先 佐藤弘香  191-0033 東京都日野市百草920-65

           TEL・FAX 042-592-1495