関西ブロック鍛錬会≪奈良吉野山≫

  ■日時: 平成30年4月19日〜20日  ■参加者: 23名  ■吟行先: 奈良吉野山

合点 作      品 作 者 選     者
9 南朝の哀史身ぬちに著莪の花 日下部亞こ 主宰 讃良 克美 凉宇子 恵美子 典子 文子 いく子 博子  
8 余花残花吉野吉野と乗り継いで すずき巴里 ○貞雄 美智子 ○稜 讃良 淳子 ○晴美 ○典子 加代子  
8 一目千本葉桜の波ゆり返す 川村文英 ○主宰 稜 讃良 ○克美 ちか子 亜こ 一美 文子  
7 行宮の残花日の斑と風の斑と 小幡喜世子 ○美智子 讃良 ○凉宇子 恵美子 訓子 晴美 博子  
7 勤行を終へ春筍の朝の膳 小幡喜世子 主宰  貞雄  凉宇子  讃良  文英  淳子  ちか子  
6 若葉風に衣擦れを聴く行宮址 伊藤訓子 ○淳子  文子  ちか子  ○いく子  亞こ  典子  
6 花過ぎに遊ぶもまぎれなき吉野 すずき巴里 美智子  稜  凉宇子  恵美子  ちか子  いく子  
6 一目千本潮引きしごと花退きぬ 中島讃良 美智子 文英 凉宇子 淳子 亜こ 晴美  
5 蒲公英の絮の良く飛ぶ鍛錬会 鳥居美智子 凉宇子  英子  一美  圭子  喜世子  
5 西行庵見残す山のおぼろかな 舩阪晴美 主宰  美智子  ○稜  文子  ○喜世子   
5 桜狩り新幹線で来て逃す 田中一美 美智子  稜  淳子  恵美子  
5 老いの一願開帳の青権現 川村文英 主宰  貞雄  一美  克美  喜世子  
5 山ふぐもおばけも馳走春の宴 中島讃良 主宰  ○一美  克美  文英  ちか子  
5 北闕門の今もかりそめ著莪明り 川村文英 英子 ○恵美子 喜世子 ちか子 典子  
5 一睡の夢葉桜の吉野山 中島讃良 ○主宰 美智子 ○凉宇子 圭子 訓子  
5 花著莪の谷に輝く吉野かな 田伏博子 貞雄美 智子 文英 淳子 訓子  
5 みよし野に八十路の春を惜しみけり 川村文英 美智子 稜 英子 加代子 博子  
4 法螺貝と太鼓のコラボ御開帳 永田圭子 主宰  貞雄  訓子  博子  
4 若葉冷えして義経の潜居の間 永田圭子 美智子 讃良 ○文子 淳子  
4 作務衣の僧花梨の花の下を来る 小幡喜世子 貞雄 ○美智子 讃良 恵美子   
4 一期一会蔵王権現御開帳 桐島加代子 圭子 文英  亞こ  文子   
4 囀りの朝日さしこむ寝覚めかな 佐藤凉宇子 美智子  いく子  訓子  喜世子  
4 孝師の野外教室卒業す 鳥居美智子 主宰  ○凉宇子  文英  博子  
4 発露の間身を投ずれば汗の引く 北村淳子 貞雄 ○稜 一美 ○喜世子  
4 龍天に登るを祈る梓弓 鳥居美智子 凉宇子  英子  一美  典子  
4 いつかはと踏むみ吉野や花は葉に 吉田克美 貞雄 ○文子 恵美子 亜こ  
4 木々の葉の光る開帳日和かな 池端英子 貞雄 ○文英 恵美子 喜世子  
4 玉垣の大灯籠を抜けて虻 石倉ちか子 稜 讃良 文子 淳子  
4 天辺へ白竜の藤登りつめ 半田稜 英子 文英 ○ちか子 ○訓子  
3 青の権現迎えは小さな蝸牛 吉田克美 ○讃良 晴海 圭子  
3 みよし野の雪と見粉ふ花水木 川村文英 亞こ ○加代子 典子  
3 日本初のロープウェイの春眠す 石倉ちか子 主宰 ○凉宇子 亞こ  
3 うぐいすや孝師秀夫懐かしむ 佐藤凉宇子 主宰 讃良 博子  
3 み吉野の幾万の祈や山滴たる 舩阪晴美 ○克美 ○亞こ いく子  
3 光風を真直ぐに通し吉野杉 すずき巴里 ○貞雄 ○美智子 ○英子   
3 余花冷えと朝座勤行身の緊まる 田中貞雄 凉宇子 一美 いく子  
3 桜湯のほのと香りて吉野建て すずき巴里 稜 恵美子 英子  
3 行く春や吉野泊まりの鍛錬会 伊藤訓子 凉宇子 いく子 加代子  
3 吉野路の破顔一笑春句会 積岡典子 一美 ○晴美 博子  
3 春眠の吉野さまよふ一夜かな 半田稜 主宰 亞こ 加代子  
3 囀りに目覚むる宿や吉野建 田伏博子 凉宇子 恵美子  圭子  
3 吉野山亭主の摘みし土筆和え 桐島加代子 主宰 美智子 稜   
3 西行鍋てふ花のお宿のお品書き すずき巴里 文英 凉宇子 典子  
3 峯峯や声の高さの四十雀 有本恵美子 稜 凉宇子 晴美  
3 春暁や部屋の段差も吉野建 半田稜 ○主宰 一美 喜世子  
3 蛇坂と闇坂越へて彼岸寺 樋口文子 貞雄 美智子 稜  
3 春惜しむ円座寄り添ふ潜居の間 田伏博子 美智子 讃良 ちか子  
3 京へ向く北闕門や鳥雲に 池端英子 稜 ○亜こ 訓子  
3 中将の能面伏目春愁 永田圭子 讃良 一美 典子  
3 ふるさとに似たる山あり遠霞 田中一美 英子 圭子 訓子  
3 御開帳我戒しみて発露の間 積岡典子 いく子 亞こ 喜世子  
3 春疾風ぐっと権現「発露の間」 小幡喜世子 いく子 亞こ 博子  
3 再会の笑みのきはみを山すみれ 中島讃良 稜 凉宇子 圭子  
3 悲話あまた抱きて笑ふ吉野山 田伏博子 ○主宰 ○圭子 晴美  
3 たたなづく峰の葉桜蔵王堂 北村淳子 主宰 稜  ○一美  
3 白藤の盛りを静御前とし すずき巴里 凉宇子 ○英子 恵美子  
3 目もあやに蒼き権現御開帳 伊藤訓子 一美 ちか子 いく子  
3 霾や銅の鳥居を結界に 小幡喜世子 貞雄 圭子 文子           
3 佐保姫の早もお発ちや吉野山 田伏博子 主宰 ○美智子 訓子           
3 義経の吐息のやうなきらん草 中島讃良 主宰 一美 亜こ           
3 義経の越えし吉野や花は葉に 桐島加代子 主宰 克美 ちか子           
3 からみつき天下取りたる藤の白 田中一美 ○稜 克美 ○加代子     
3 法螺貝の口薫風の通るかな すずき巴里 ちか子 喜世子 典子     
3 二人静咲き初む弁慶思案の間 有本恵美子 美智子 讃良 文子     
2 鳥の恋蔵王権現青にらみ 中島讃良 ○主宰 凉宇子  
2 桜蕊つけて戻りし旅鞄 川村文英 英子 典子  
2 山襞をつなぎし四方霞かな 中村いく子 主宰 稜      
2 楠の芽の赤こそ良けれ股肱なれ 鳥居美智子 貞雄 喜世子           
2 吉野建ての戸口は四階花の宿 日下部亞こ ○圭子 晴美  
2 声明の余韻身に沁む榠樝花 日下部亞こ ○貞雄 凉宇子  
2 回行の足裏の冷えも春愁ひ 半田稜 克美 晴美   
2 春惜しみけり弁慶の力釘 中島讃良 貞雄 ○文英  
2 勤行の混声合唱うららけし すずき巴里 貞雄 讃良  
2 春暁の大慈大悲と勤行す 石倉ちか子 ○稜 加代子  
2 吉野なる鮎の葛味噌口に融く 有本恵美子 稜 凉宇子  
2 春の果「やたがらす」てふ酒美し 田伏博子 美智子 稜  
2 緑立つ役行者の発光す 日下部亞こ 文英 博子  
2 開帳勤行法螺の高音を新たにす 半田稜 主宰 凉宇子  
2 み吉野のしののめ仰ぎ御開帳 石倉ちか子 ○稜 加代子  
2 蝸牛桜のパネルにハグしてや 石倉ちか子 晴美 ○典子  
2 法螺の音や春冷え冷えとして畳 小幡喜世子 稜 加代子  
2 吉野建て上から灯る著莪の花 吉田克美 ちか子 ○訓子  
2 春障子明りに心地よく目覚む 田中貞雄 圭子 訓子  
2 春暁や声明沁みる蔵王堂 伊藤訓子 克美 淳子  
2 花は葉に四人の御製碑を一に 北村淳子 ○美智子 喜世子  
2 目瞑るも忿怒権現花の宿 石倉ちか子 恵美子 亞こ  
2 それぞれの会うて別るる吉野かな 永田圭子 ○恵美子 博子  
2 桜(はな)過ぎし句仲間絆ぐ吉野山 積岡典子 克美 凉宇子           
2 葉桜に馳せる千本吉野山 田中一美 ○稜 文子           
2 新緑や山ふつくらと育ちをり 舩阪晴美 主宰 美智子  
2 天皇玉座息を密めて若葉風 吉田克美 恵美子 いく子    
2 蕗の爺吉水院の守衛なる 北村淳子 凉宇子 圭子    
2 春深し大権現の眉根かな 日下部亜子 英子 文英    
2 望郷の桜蕊降る北闕門 伊藤訓子 美智子 淳子    
2 神木に彫る権現や夏近し 小幡喜世子 主宰 晴美    
2 吉野路の目当ての桜散りて寺 半田稜 美智子 いく子    
2 畑焼の煙に巻かるる遊子かな 樋口文子 凉宇子 博子    
2 なき数に入る名を此処に山桜 鳥居美智子 ○稜 凉宇子           
2 弁慶の思案の間とて円座かな      北村淳子 ○主宰 克美            
2 京恋ひの皇御和歌や残花降る 池端英子 文英 加代子    
2 吉野葛買うて帰れば雀の子 鳥居美智子 凉宇子 ○博子    
2 金峯山寺まひるまぶしき若楓 日下部亜こ 一美 加代子    
2 茅葺きの唐破風書院若楓 有本恵美子 貞雄 美智子    
1 空しらみくる山雀のまた鳴いて 有本恵美子 美智子  
1 山辺の風に音あり青楓 中村いく子 美智子  
1 春はあけぼの勤行へと誘はる 田中一美 圭子  
1 春の月山の稜線やはらかし 積岡典子 訓子  
1 落し物僧の袖から春灯し 吉田克美 典子  
1 権現のあうらふっくらして弥生 小幡喜世子 ○主宰  
1 声明に榠樝の花の嬉嬉となる 石倉ちか子 貞雄  
1 春惜しむ義経静別れの場 池端英子 訓子  
1 勤行のあとの青空榠樝の花 永田圭子 ○博子  
1 春光の権現青く御座しけり 池端英子 稜  
1 太閤の吉野花見図色褪せし 伊藤訓子 ちか子  
1 杜深し遠見に翳む遅桜 樋口文子 稜  
1 春没日金峯山寺木組美し 田中貞雄 英子  
1 春禽も朝の勤行にぎやかに 中島讃良 美智子  
1 ゼロなりて勤行唱へ榠樝の花 積岡典子 加代子  
1 若歯朶の大盃右手に力釘 石倉ちか子 晴美  
1 虚子の忌や遥かな時の吉野山 桐島加代子 文子  
1 吉野建宿や春鹿ローストビーフ 池端英子 喜世子  
1 出で立ちは大権現の榠樝花 佐藤凉宇子 克美  
1 囀りや吉野吉水社の神気 田中一美 貞雄  
1 勤行のけさの正座や春惜しむ 佐藤凉宇子 淳子  
1 吉野なれ西行鍋てふ初夏のもの 有本恵美子 克美  
1 残花散る終点吉野駅晴れて 田中一美 稜  
1 勤行の春暁青き吉野かな          池端英子 〇ちか子  
1 惜春の夜風に吹かれ吉野山 川村文英 英子  
1 法螺貝の朝の勤行御開帳 中村いく子 貞雄  
1 風光る行者径行く吉野かな 伊藤訓子 文子  
1 法螺の音の朝勤行の末席に 北村淳子 いく子  
1 没日後も稜線の濃し清和かな 田中貞雄 美智子  
1 仏殿の鴟尾に光や春爛漫 中村いく子 訓子  
1 花は葉に辞世句詠みに来てみれば 田中貞雄 克美  
1 春愁や焦がるる舞ひの白拍子 舩阪晴美 喜世子   
1 春なれやピンクの靴の似合ふ婆 樋口文子 凉宇子     
1 見はるかす吉野深山の遠桜 田伏博子 主宰   
1 玉座のこし鳥ごゑ続く若葉風 有本恵美子 ○淳子    
1 葉桜やちょうちん揺るる駐在所 半田稜 文英     
1 扁額の「南朝皇居」若葉風 佐藤凉宇子 圭子    
1 ご開帳吉野神籬蔵王堂 中村いく子     貞雄     
1 青葉若葉折り合ひがつく吉野口 田中貞雄     晴美     
1 杉花や金剛力士の目の乾き 舩阪晴美 凉宇子      
1 白藤の豆の木つたふ天までと 桐島加代子 博子      
1 青嶺青谷扇垂木屋根聳ゆ 田中貞雄 晴美      
1 苔生せる岩間を抱く若楓 舩阪晴美 ○いく子  
1 若楓銅鐸鳴らす二人かな 永田圭子 文子  
1 桜蕊降る作法の様に邪気払ふ 吉田克美 典子  
1 花は葉に静御前の舞納め すずき巴里 訓子   
1 ゆく春をほら貝の音の谷越えて 川村文江 稜   
1 吉野かな新樹の匂ふ蔵王堂 伊藤訓子 美智子  
1 階のすみれ踏まれぬやうに美し 半田稜 美智子  
1 五字をさすはれたるけふの若楓 積岡典子 加代子  
1 太閤の花見せし間の若楓 川村文英 一美  
1 あるときは一木残花散らしけり 川村文英 英子  
1 弁慶の思案の間なる円座かな 池端英子 ○主宰  
1 連れ立ちの吉野の里の薄暑かな 舩阪晴美 加代子  
1 黒門坂いとはず芭蕉句碑訪ね 田中貞雄 淳子  
1 江戸蝦夷迎へし難波若葉光 佐藤凉宇子 典子  
1 葉桜の一目千本も良き眺め 田中一美 淳子  
1 新緑の四囲の峡の切り通し 舩阪晴美 凉宇子      

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