合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
5 | 裸木の梢に風の胡弓かな | 池内結 | ひろ子 次代 禎子 ○けい子 とをる |
4 | 歩にからむ落葉の音や地を走る | 河村啓花 | ひろ子 いづみ 綾子 ○禎子 |
4 | 一の鳥居いろなき風の通りゆく | 竹田ひろ子 | 玲華 禎子 すゑ子 真知子 |
4 | 乾盃は地酒の決まり冬に入る | 金子つとむ | ひろ子 いづみ 正代 真知子 |
4 | 冬の霧地より這い出す出羽路かな | 佐藤いづみ | 綾子 玲華 ○とをる 真知子 |
4 | さて君はどう生きたかと落葉踏む | はせべとをる | ひろ子 次代 ○正代 ○すゑ子 |
3 | 天と地に残されしもの冬に入る | はせべとをる | ひろ子 次代 すゑ子 |
3 | 子を叱るときの訛りや冬紅葉 | 阿部綾子 | ○次代 けい子 真知子 |
3 | 桜紅葉一葉ごとの詩を綴り | 渡部次代 | 綾子 けい子 とをる |
3 | 先づ一軒灯りそめたり暮の秋 | 金田けいし | いづみ とをる 真知子 |
2 | 木の実落ち地球の重さ感じつつ | 片山すゑ子 | 正代 真知子 |
2 | 秋の日の口さみしさに衣被 | 片山すゑ子 | ○玲華 とをる |
2 | 霧の中おしゃべり続く福祉バス | はせべとをる | つとむ 禎子 |
2 | 陣地取り芒とバトル泡立草 | 加藤けい子 | ○いづみ 真知子 |
2 | 枯野原遠のく記憶たぐり寄せ | 加藤けい子 | ひろ子 ○綾子 |
2 | 地味なれどでんと塀際花八手 | 佐藤玲華 | いづみ 綾子 |
2 | 冬深し喪服納まる古箪笥 | 佐藤正代 | つとむ 綾子 |
2 | 飛んでみたい赤い絨毯冬の山 | 阿部綾子 | ○つとむ 真知子 |
2 | 安住の地へ旅立ちの朴落葉 | 渡部次代 | 玲華 禎子 |
2 | 晩秋や月に守られ峠越え | 佐藤いづみ | 玲華 正代 |
2 | 秋田城蝦夷とう名のすさまじや | 金子つとむ | 次代 けい子 |
2 | 地載せて日差の綺羅の霜柱 | 吉田克実 | 正代 ○真知子 |
1 | パンと笑顔売る作業所の文化祭 | 渡部次代 | 禎子 |
1 | 夢の中みな陽気なる神無月 | 渡部次代 | 正代 |
1 | 夕暮て郵便局で冬の虹 | 降幡加津 | とをる |
1 | 清流の水音響く紅葉谷 | 佐藤いづみ | 禎子 |
1 | 青柳寺庭の箒目枇杷二本 | 佐藤いづみ | つとむ |
1 | 冬めくや地上飼育の玉子買ふ | 阿部綾子 | 正代 |
1 | 降り積もる銀杏落葉や鄙の町 | 阿部綾子 | すゑ子 |
1 | 福寿会あつあつ芋煮御代りし | 佐藤玲華 | いづみ |
1 | 骨壷が地球飛び立つ十二月 | 佐藤正代 | すゑ子 |
1 | 立冬や正面に山迫りくる | 佐藤正代 | ○ひろ子 |
1 | 見つめしは昭和の彼方菊人形 | 加藤けい子 | 禎子 |
1 | みんみんの最後気分のままのばす | 加藤けい子 | すゑ子 |
1 | 雲白く赤芝峡の紅葉狩 | 片山すゑ子 | つとむ |
1 | 大まくり当選寒さぶり返す | 金子つとむ | けい子 |
1 | 天地の間を鎮めて山眠る | 竹田ひろ子 | つとむ |
1 | 遠き日の花野や今も夢少し | 金田けいし | けい子 |
1 | なまぬるき風の地下街栗を焼く | 金田けいし | 次代 |
1 | 魁の銀杏黄葉や陶の里 | 池内結 | つとむ |
1 | 初冬の地にブランコの影静か | 中島讃良 | 玲華 |
1 | 地を掴み気高く聳ゆ銀杏の舞 | 佐藤弘香 | 綾子 |
1 | 菊人形菊師の魂の菊匂ふ | 佐藤弘香 | 次代 |
1 | 田も畑も鴉遊ばせ木守柿 | 佐藤弘香 | 真知子 |
1 | 再会の心高ぶる木の実降る | 河村啓花 | いづみ |
1 | 帰り花小川の流れ冴え冴えと | 河村啓花 | 禎子 |
1 | 立冬や一人の暮し密やかに | 河村啓花 | すゑ子 |
1 | 和服姿の外人闊歩の京小春 | 吉田克実 | 禎子 |
1 | 折鶴の風恋うてゐる秋思かな | 竹田ひろ子 | けい子 |
1 | 柿かじるビデオ通話の孫の頬っぺ | 金田けいし | とをる |
句会メモ 次回句会は次のとおりです. 日 時 令和6年12月19日(木曜日) 1:15〜 場 所 ゑくぼプラザ 兼題は、はせべとをるさんの「康」です。 なお.12月の欠席の方々の選句につきましては、佐藤玲華さんの担当になりますので 次の電話番号へファックスを、よろしくお願いいたします。 ☎︎ 023-684-3996 |