■日時: 令和4年6月16日  ■句会場: ゑくぼプラザ  ■兼題: 本  ■参加者: 20名

合点 作      品 作 者 選     者
6 本義あるやうに整然蟻の列 中島讃良 ○美智子 次代 ○綾子 玲華 ○禎子 真知子  
6 一周忌過ぎて安堵の走り梅雨 はせべとをる ひろ子 いづみ 綾子 玲華 禎子 真知子   
6 喪心に紫陽花色を深めゆく 加藤けい子 ○美智子 ひろ子 つとむ いづみ 綾子 玲華  
6 端居してほんとの空に融けにけり 吉水翔並 ひろ子 綾子 けい子 正代 とをる 真知子  
5 梅雨寒やゴン太は虹の橋渡り 高梨真知子 美智子 ひろ子 次代 ○正代 とをる   
5 明日ひらく百合の心音昂れり 池内結 美智子 ひろ子 つとむ 次代 けい子   
5 花韮の境界確と貸農園 田中一美 ○美智子 ○いづみ 禎子 正代 ○けい子  
5 ちりち”りに驟雨を駆ける下校の子 佐藤弘香 美智子 つとむ 次代 けい子 真知子   
5 七変化かくれん坊の子を隠す 河村啓花 ○美智子 つとむ いづみ 正代 とをる  
5 晩年の今が本番薔薇真紅 河村啓花 ○ひろ子 ○つとむ 加津 綾子 けい子   
4 古刹への朱の橋渡る青蜥蜴 中島讃良 美智子 いづみ 加津 とをる   
4 風入れや遺品の本の蔵書印 金田けいし ○玲華 禎子 正代 とをる   
4 日を重ね齢を重ね吊忍 阿部綾子 加津 禎子 けい子 とをる   
4 薔薇垣にちひろの少女見えかくれ 渡部次代 美智子 禎子 正代 とをる  
4 あじさいや療養中と云う素肌 加藤けい子 次代 玲華 正代 真知子  
4 饅頭のかたちの古墳水田中 金子つとむ 美智子 ひろ子 禎子 けい子  
4 ここかしこ北鎌倉の濃紫陽花 吉水翔並 美智子 いづみ 加津 綾子   
3 本心は秘めにしままに白日傘 加藤けい子 美智子 加津 真知子  
3 本流の悠然として夏に入る 竹田ひろ子 美智子 つとむ ○真知子  
3 透き通る夏をすいこむ海の駅 佐藤正代 美智子 禎子 真知子   
3 老猫に赤ちゃん言葉梅雨兆す 竹田ひろ子 ○美智子 禎子 けい子  
3 本籍を移す手続き若葉風 金子つとむ ひろ子 いづみ 次代  
3 雨上がり三吉山に虹の橋 降幡加津 美智子 つとむ いづみ   
3 蒼穹へ蒲公英の絮旅発てり 池内結 ○美智子 玲華 とをる  
2 暁光の産湯と浴びて青胡桃 渡部次代 玲華 正代 
2 めだかの目本気でにらむガラス鉢 高梨真知子 美智子 けい子  
2 高原の静かな目覚め遠郭公 金田けいし 綾子 玲華  
2 木漏れ日のさやぎ貴船の川床座敷 吉田克美 美智子 ○加津   
2 一つの絵本二人で開く夏木蔭 田中一美 ○美智子 ○次代   
2 緑濃き木漏れ日あかり露天の湯 阿部綾子 美智子 ひろ子  
2 縄文の香りを放つ夏蕨 加藤けい子 ○美智子 綾子  
2 アイロンす母の名褪せたハンカチに 高梨真知子 美智子 とをる  
2 東子の忌眠りし寺に山帽子 佐藤いづみ 美智子 玲華  
2 子供の日贈る絵本と祝金 池内結 美智子 綾子  
2 葉桜や本日完売あんびん屋 佐藤正代 綾子 ○とをる  
2 老鶯に背を押されて磴登る 田中一美 ひろ子 玲華  
1 茶畑の絵画のごとき茶摘後 竹田ひろ子 美智子   
1 にわか雨本降りとなり雹も来る 佐藤いづみ 美智子  
1 入梅やぶなの手招く露天風呂 佐藤玲華 ○美智子  
1 新緑の野馬土手辿る相馬かな 金子つとむ 美智子  
1 青嵐や親子ジ一ンズペアルック 吉田克美 美智子  
1 カルパッチョ花柚子可憐なる主張 吉田克美 正代  
1 今日は何食べた日暮れの夏鴉 阿部綾子 正代  
1 芍薬の写メ撮る姉の里帰り はせべとをる 美智子    
1 春蟬の声シャワシャワと谺する あだち禎子 美智子   
1 竹皮を脱ぐやがうがう水吸うて 佐藤弘香 美智子  
1 垣に添ふ花十薬の光沢よ 河村啓花 禎子  
1 初夏寒し心に光灯せども はせべとをる 加津  
1 万緑や山肌見ゆる月の山 佐藤玲華 いづみ   
1 水田いまメガソ一ラ一の湖となり 金子つとむ けい子  
1 初カッコウ昨年と同じあの林 あだち禎子 次代  
1 桐の花十三歳の牛参り 佐藤いづみ 次代  
1 積み上げた本に黴跡ダンボ一ル 阿部綾子 真知子  
1 夕ぐれの本心こぼす花いばら 渡部次代 加津  
1 本堂に一礼をして梅を捥ぐ 中島讃良 つとむ  
1 雨受けて人惑はして七変化 竹田ひろ子 とをる  
1 翡翠の飽くなき凝視小半時 中島讃良 加津  
1 藍浴衣母にもありし美しき日々 佐藤正代 つとむ  
1 バラ園に散らばる香り走り雨 佐藤正代 いづみ  
1 父の日や銘酒二本に黄のリボン 佐藤いづみ 加津  
1 吟行の思ひ出多き梅雨の星 佐藤玲華 次代  
1 遠雷や思ひを馳するウクライナ 吉水翔並 真知子   

     
    真ほろば句会  令和4年6月句会メモ
     
     6月 特選選評
      
       ○鳥居美智子
        特選 21 老猫に赤ちゃん言葉梅雨兆す (竹田ひろ子)
             作者の優しい心遣いが感じます。
         
        特選 40 本義あるやうに整然蟻の列  (中島讃良)
             我が家の蟻も命がけで向い側の
             畠や林に引っ越しています。
        
        特選 60 一つの絵本二人で開く夏木蔭 (田中一美)
             仲良しの二人、私も一人の食事が
             寂しいのでクラスエスの友達の
             写真を傍においています。

         
      令和4年7月句会  兼題  『  集  』 河村啓花さん出題です。
        次回  令和4年7月21日  午後1時30分  (木曜日)
        会場  ゑくぼプラザ