■日時: 令和6年4月7日午後12時30分〜  ■句会場: 花見川いきいきセンター  ■兼題: 傾  ■参加者: 12 名

合点 作      品 作 者 選     者
4 木洩れ日のひたすら眩し白木蓮 金田けいし 誠子 新之助 誠山 〇英一  
4 陽が傾き空はあの日の菫色 福島玉子 誠子 〇祐子 まき子 英一  
4 春泥のアリバイとしてスニーカー すずき巴里 誠子 誠山 祐子 みちこ  
3 さくら貝あはき秘密の時効かな 能松祐子 〇主宰 まき子 英一  
3 白い皿ただ刻むだけの春キャベツ 下平誠子 新之助 まき子 みちこ  
3 空き缶のころがるままに春疾風 松本まき子 新之助 祐子 英一  
3 逆光のまぶしき中に柴木蓮 松本まき子 誠山 みちこ 英一  
3 春夕焼傾むく我が身つつみをり 河村啓花 〇誠山 〇みちこ 英一  
3 お手前は略式にして草の餅 下平誠子 主宰 〇新之助 祐子  
3 人の世に長居無用か飛花落花 川南隆 〇誠子 まき子 〇みちこ  
3 花の国地震の国の今朝の空 すずき巴里 誠子 祐子 〇まき子  
3 花見酒日の傾きも揺揺と 長屋新之助 主宰 〇誠子 英一  
3 花冷えや古木を照らす月明り 長屋新之助 主宰 誠山 英一  
3 菜の花や道路標識傾むきて 下平誠子 〇主宰 〇新之助 みちこ  
3 とくとくと杯を傾け花の下 松本まき子 主宰 誠山 英一  
3 遠回りなほ遠まはり花の雲 奥村みちこ 主宰 新之助 祐子  
2 球場の春塵まみれ応援団 金田けいし 〇主宰 みちこ  
2 大様に揺るる仕草や雪柳 河村啓花 新之助 まき子  
2 足と手と身をば傾け種を蒔く 川南隆 新之助 みちこ  
2 銀座通りにガス灯数基燕来る 尾形誠山 主宰 祐子  
2 背丈伸び無口になる子ヒヤシンス 能松祐子 主宰 誠子  
2 卒業歌卒寿の口を零れけり すずき巴里 まき子 英一  
2 花冷えや缶コーヒーを頬に当て 本吉英一 新之助 〇祐子  
1 引出しの止まりし時計目借時 奥村みちこ 誠山  
1 あぜ道の斜面彩る芝桜 本吉英一 まき子  
1 春昼やだあれも居ない駐在所 尾形誠山 祐子  
1 囀りや巨木の森の風さわぐ 金田けいし 〇誠山  
1 ヤジロベイの傾ぎにつられ目借時 能松祐子 〇まき子  
1 街中に今年も逢へた菜花畑 福島玉子 新之助  
1 クリスマスローズのうなじ風ながる 河村啓花 まき子   
1 橋渡りリハビリの庭桜まじ 下平誠子 みちこ  
1 蹲踞に耳傾けて落椿 金田けいし 誠山  
1 着ぐるみの狐のハグや花の下 奥村みちこ 祐子  
1 南部富士へ一本桜傾れ込む 尾形誠山 主宰  
1 桜湯のひらきてほのと香りたち 松本まき子 英一  
1 黒土の畝の続きや春の畑 福島玉子 主宰  
1 遊び伽花一輪や風に舞ふ 福島玉子 祐子  
1 頃合を逸れて迷子の桜かな すずき巴里 誠子  
1 花桃やなまめかしげに風にゆれ 本吉英一 誠子  
1 らんまんの桜水面に影映し 本吉英一 誠山  

[備 考] 選者欄の○は特選句を示します。


★次回句会★

【日 時】 令和6年5月5日(日曜日) 12:30〜
【場 所】 花見川いきいきセンター(花見川交番裏)
        TEL: 043-286-8030
    入館に必要のため身分証明書をご持参ください。
      コロナ予防にマスクをご用意ください。
      都合により変更する場合は、連絡します。
【出 句】 兼題は『迷』 出題者 下平誠子さん
      兼題1句、当季雑詠3句の計4句。
【学習会】 句会終了後、伊藤訓子さんの句集『霰こぼし』を学習します。
句集をご持参ください。
【欠席投句】
短冊4本、出句控1枚、千円を同封し、令和6年5月3日(金)までに尾形誠山宛郵送くださるようお願いいたします。
      〒262-0019 千葉市花見川区朝日ヶ丘3-4-21
               TEL/FAX: 043-271-6939

★お願い★
句会報又は発送(住所変更を含む。)に関し何かありましたら、ご面倒でも尾形誠山宛ご連絡ください。よろしくお願いいたします。  以上