■日時: 平成30年12月19日  ■句会場: 大阪中の島中央公会堂  ■兼題: 溢  ■参加者: 11名

合点 作      品 作 者 選     者
6 ひとりの自由独りの寒さ游禽も 鳥居美智子 〇凉宇子 恵美子 〇淳子 圭子 由美 博子  
6 青畝忌や大和に今も置き薬 小幡喜世子 美智子 英子 〇圭子 淳子 〇小夜子 〇博子  
5 牡丹焚く古稀と喜寿とのあはひかな すずき巴里 美智子 凉宇子 〇恵美子 淳子 喜世子  
5 恙なきたつきや柚子湯溢れしむ 田伏博子 主宰 淳子 小夜子 喜世子 由美  
5 一人居の時雨るる音に敏くあり 有本恵美子 圭子 淳子 小夜子 由美 博子  
4 風花のどこに立ちても真中かな すずき巴里 美智子 小夜子 喜世子 博子  
4 問責の後の屈託冬至粥 小幡喜世子 美智子 凉宇子 〇圭子 由美  
4 本郷の羊羹談議漱石忌 能登由美 英子 恵美子 圭子 博子  
4 柚子湯溢れてひととせを流しけり 永田圭子 美智子 凉宇子 小夜子 博子  
4 向き合いて柚子湯の溢る子沢山 佐藤凉宇子 〇主宰 圭子 淳子 〇小夜子  
4 小型機揺れて冬白波の喜界島 永田圭子 凉宇子 〇恵美子 小夜子 博子  
4 宛先の此処より冥土近松忌 能登由美 美智子 英子 恵美子 圭子  
4 子守して障子の穴の内と外 神田小夜子 主宰 〇凉宇子 英子 博子  
3 行く年を揺られて夜の人力車 すずき巴里 美智子 英子 喜世子  
3 吹雪く夜をモルト原酒の樽眠る 池端英子 美智子 〇喜世子 小夜子  
3 雪花菜炒ってそそくさと出る十二月 有本恵美子 美智子 凉宇子 博子  
3 シャガールの群青の空聖夜かな 永田圭子 恵美子 小夜子 由美  
3 面裏に銘刻まるる寒夜かな すずき巴里 美智子 凉宇子 恵美子  
3 潤目鰯汐の名残となる炎 小幡喜世子 主宰 美智子 淳子  
2 北風の淀みにありぬ青海波 有本恵美子 美智子 由美  
2 ムール貝の殻かさばるやホットワイン 北村淳子 主宰 英子  
2 雪なら雪の学童疎開生き残り 鳥居美智子 英子 〇淳子  
2 柚熟れて空家となりし隣かな 北村淳子 英子 小夜子  
2 着ぶくれて夫婦どちらが女かな 神田小夜子 主宰 〇英子  
2 泥を被て蓮掘る宿の主かな 田伏博子 美智子 凉宇子  
2 木喰仏のまなざし溢る冬日かな 有本恵美子 喜世子 由美  
2 年の瀬の連弾を聴く忙中閑 北村淳子 〇美智子 〇由美  
2 着ぶくれし人の溢るやまねき上げ 北村淳子 恵美子 小夜子  
2 マジシャンの細き指先十二月 田伏博子 圭子 〇由美  
2 富士額をやんややんやと五郎助は 小幡喜世子 〇美智子 〇英子  
2 行く年やブルーシートの屋根溢る 小幡喜世子 凉宇子 由美  
2 茶の花に日差しやはらに過ぎてけり 有本恵美子 美智子 圭子  
2 綿虫や花簪の横切りぬ 佐藤凉宇子 主宰 美智子  
1 朝の肩解れてゐたり山眠る 有本恵美子 美智子  
1 近頃は犬も着てをりちゃんちゃんこ 神田小夜子 美智子  
1 冬暮光杯に地酒の薄ぐもり 池端英子 喜世子  
1 災てふ今年の漢字冬至粥 田伏博子 恵美子  
1 木杓子にゆらりと溢れ炉の明かり すずき巴里 〇博子  
1 窯口に薪の積まるる聖夜かな 永田圭子 喜世子  
1 天狼や噴煙怪し地獄谷 池端英子 〇喜世子  
1 手水桶に日本手拭ひ花八手 佐藤凉宇子 恵美子  
1 トンネルを出れば越後や波の花 田伏博子 淳子  
1 恐竜の話聞きをり白い息 佐藤凉宇子 〇主宰  
1 流星群師走の天に溢れたり 鳥居美智子 圭子  
1 シャンパンに始まる朝餉霧の宿 池端英子 美智子  
1 実万両蕪村の墓へ坂登る 北村淳子 喜世子  
1 日の射せる処せせらぎ冬の川 すずき巴里 〇美智子  
1 事務服で焼藷買ふも昭和かな 小幡喜世子 主宰  
1 んの付く物抱へ足早冬至かな 能登由美 主宰  
1 ようやくに蓮を掘り当て胸に抱く 田伏博子 淳子  

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