合点 作      品 作 者 選     者
7 丁寧に生き来し母の夏暖簾 巻山香葉 ○弘香 ○慶 千尋 喜世子 淳子 博子 るりこ   
7 本を売り本買ふ暮らし梅雨最中 斉藤るりこ 主宰 千尋 淳子 香葉 博子 青析 たく    
5 遠富士もタワーも包む大夕焼 竹田ひろ子 香葉 慶 誠山 喜世子 博子   
4 梅雨前線もう解散をして下さい 田伏博子 ○一美 ○隆 ○貞雄 怜弥   
4 七夕や庇越えたる球磨の川 水貴 香葉 誠山 博子 如月   
4 室生寺の茂りに塔の高からず 小幡喜世子 主宰 ○淳子 誠山 弘香   
4 夏霧や木霊は遠くより還る 尾形誠山 主宰 ○喜世子 たく 貞雄   
4 天の川絵本は余白持ちて読む 直箟青析 ○美貴子 ○るりこ 一美 貞雄   
3 空缶の裁縫箱や半夏雨 斉藤るりこ ○主宰 如月 怜弥  
3 戦争のごとき疫病梅雨出水 佐藤弘香 一美 隆 如月    
3 万緑や書架の背表紙蒼く染め 竹田ひろ子 ○博子 怜弥 慶     
3 尼寺へしるべの蛍袋の灯 田伏博子 主宰 誠山 るりこ   
3 鬼百合の女人結界見張りけり 北村淳子 ○貞雄 香葉 ひろ子   
3 山開く日に山閉じる不二のみち 佐藤みらい 香葉 たく 貞雄   
3 デイケアのバスに百合の香まとはせて すずき巴里 隆 如月 るりこ   
3 人情に厚き漢や夏大根 小幡喜世子 主宰 ○千尋 一美   
3 ヴィオロンのしっとり青水無月の夜 田中一美 ○誠山 みらい 喜世子   
3 蟬送り出したる穴の呆とあり 田中貞雄 主宰 ○香葉 ひろ子   
2 パスワードを忘れ溜め息半夏生 内藤美貴子 みらい 淳子    
2 郭公の声のパノラマ上総・安房 田中貞雄 淳子 ひろ子    
2 マスク無き素顔の凶器夏満月 まつのたく ○如月 貞雄    
2 夏の月筒井筒の友いま何処 牧野 慶 怜弥 美貴子    
2 梅雨豪雨水洗トイレの水流す 水貴 みらい 誠山  
2 ロザリオを手に梅雨晴の尼僧かな 北村淳子 慶  隆    
2 レジの列間仕切一枚銭勘定 佐藤みらい 千尋 如月    
2 浜木綿や明石の戸波騒騒し 田伏博子 一美 淳子    
2 蝉の声土塁の跡の松並木 北村淳子 喜世子 ひろ子    
2 ミニトマト元本割れのベランダ菜園 新田怜弥 ひろ子 青析    
2 七変化我は短気で笑い上戸 牧野 慶 喜世子 たく    
2 ドレス仕上げて一瞬の三尺寝 佐藤弘香 青析 貞雄    
2 しぶき上げ疲れを知らぬプールの子 内藤美貴子 淳子 誠山    
2 青嵐潜水艇の汽笛裂く まつのたく 美貴子 るりこ    
1 犬乗せて愛車となれり青葉風 すずき巴里 ○たく  
1 火球落つミステリーゾーンの青葉闇 田中一美 千尋  
1 夕陽へと夫と揃ひのサングラス 斉藤るりこ みらい  
1 帰宅すぐコロナ払ひのシャワー浴ぶ 田中貞雄 隆  
1 エンディングノートを買いぬ合歓の花 牧野 慶 ○青析  
1 梅漬けて土用の晴れを心待つ 井坂千尋 貞雄  
1 群雀の湯浴む盤石半夏生 直箟青析 美貴子  
1 炎天下不要不急の医者通ひ 尾形誠山 喜世子  
1 七夕の橋傾けば山津波 水貴 博子  
1 看板のUの字の上待つ子燕 井坂千尋 貞雄  
1 葭切は父の声なり助言な 田中一美 貞雄  
1 丸まって詫びてをるなり根切虫 北村淳子 香葉  
1 兼題に引っ張りだこの蝸牛 田中貞雄 みらい  
1 変則の世に馴染めずに梅雨寒し 竹田ひろ子 隆  
1 薄紫かき氷みたい蛍袋 新田怜弥 如月  
1 梅雨最中洞に妖しきひかり苔 田伏博子 怜弥  
1 暁闇の触れゐる青葉輝けり 直箟青析 ひろ子  
1 白が好き青も好きなり五月晴れ 牧野 慶 たく  
1 夏空や登ってみたし雲の上 尾形誠山 みらい  
1 万歩計くねる蝮に貸したろか 川南 隆 たく   
1 ぎいと鳴く髪切虫に糸切り歯 小幡喜世子 隆  
1 初蝉や行き交ふ人の皆マスク 北村淳子 一美  
1 七夕の歌の聞こえて良き朝 すずき巴里 弘香  
1 仏壇に故郷を供へ涼しかり すずき巴里 るりこ  
1 リビングに猫と一緒の昼寝かな 尾形誠山 慶  
1 背伸びしてルピナスの向く地中海 田伏博子 一美  
1 本日は飯に味噌汁初鰹 如月 青析  
1 白鷺の青田に思考老子めく 佐藤弘香 ○みらい  
1 丸裸と云ふより嬰児素つ裸 直箟青析 怜弥  
1 漱石の猫が連れ来る夏の霧 佐藤みらい 慶  
1 釣鐘草見ざる言はざる耳澄ます 田中一美 ○ひろ子  
1 夏焚火火色焚書と違はざり 直箟青析 弘香  
1 残照の一本道や草いきれ 田中一美 弘香  
1 世に波風泰山木は無垢の花 小幡喜世子 美貴子  

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