No.183
日時 : 平成19年4月14日(土) |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
6 | 川芹を養う雨後の水ひかる | 田中一美 | 主宰 美智子 けんじ のぶ子 宏枝 満智子 |
4 | 桜蘂ほろほろ鎌倉石ほろり | 鳥居美智子 | 主宰 けんじ ○宏枝 雅生 |
4 | 芹摘む莫れと扇ヶ谷のお触書 | 鳥居美智子 | 主宰 のぶ子 雅生 久美 |
4 | 海芋一帆ひかりを溜めし尼寺のなか | 菅野雅生 | ○美智子 けんじ 一美 直枝 |
3 | 鶯のつひに長音階通す | 菅野雅生 | 主宰 美智子 けんじ |
3 | たかんなや尼寺の匿ふお首塚 | 鳥居美智子 | ふみを けんじ 直枝 |
3 | 山墓の山水のあと樒咲く | 熊谷ふみを | 美智子 のぶ子 宏枝 |
3 | 道の辺のこんこん様へ鼓草 | 佐藤満智子 | 美智子 ○ふみを 宏枝 |
3 | 双蝶となりて黄蝶の昂れり | 中島宏枝 | 美智子 のぶ子 久美 |
3 | 一輪の海芋内なる光と影 | 中田のぶ子 | ○主宰 宏枝 雅生 |
3 | 緑さす神獣鏡の軒瓦 | 田中貞雄 | 美智子 ふみを よしき |
3 | 大姫の夭折の地や杉菜闌く | 遠藤けんじ | 主宰 ふみを ○よしき |
3 | 三尊の瞑目うぐいすの頻り | 中田のぶ子 | 美智子 ふみを 雅生 |
3 | 光追ひ光搦めて黄蝶舞ふ | 川上久美 | ○けんじ ○直枝 ○しげ子 |
3 | 春泥を渉るみみずの仏みち | 鈴木直枝 | 美智子 けんじ 宏枝 |
3 | 相応の貌たかんなのおぼつかな | 田中貞雄 | ふみを 雅生 ○久美 |
3 | 阿佛尼に春眠などなし横須賀線 | 遠藤けんじ | のぶ子 雅生 しげ子 |
3 | 山吹きの光流せり扇川 | 村松水貴 | 美智子 宏枝 直枝 |
2 | 蛇生る切り岸根割れ光割れ | 熊谷ふみを | ○宏枝 雅生 |
2 | 鶯の声磨く山や歴代墓 | 田中一美 | 直枝 しげ子 |
2 | 陽の眩し一、二、三と伸ぶ若葉 | 村松水貴 | けんじ ○一美 |
2 | 弥陀足下ひかりに春の水馬 | 中島宏枝 | 美智子 けんじ |
2 | 鎌倉石磴なみだ流しの花の屑 | 田中一美 | けんじ 久美 |
2 | 輝いてゐたあの頃よ柿若葉 | 大西よしき | のぶ子 一美 |
2 | たかんなの産声あまた尼の寺 | 田中一美 | ○美智子 ○雅生 |
2 | 一山の芽吹きの遅速朱の鳥居 | 中島宏枝 | けんじ 満智子 |
2 | 岐路に立つ光放せし道教へ | 佐藤満智子 | ふみを よしき |
2 | 芹青々小流れの歌高鳴れば | 川上久美 | 一美 よしき |
2 | 「大酒」と名乗る蓮の芽立ち初むる | 遠藤けんじ | よしき ○満智子 |
2 | 積置の瓦なだれに竹の秋 | 熊谷ふみを | 美智子 しげ子 |
2 | 六方へ光風分けて地蔵堂 | 菅野雅生 | のぶ子 しげ子 |
2 | 鞘当の黄蝶与力の谷渡り | 鳥居美智子 | 主宰 ○のぶ子 |
1 | パピルスの花には花の光かな | 鳥居美智子 | ふみを |
1 | 卵塔へ殊ににほひし花樒 | 菅野雅生 | けんじ |
1 | 泥甕のはやボーフラの立泳ぎ | 佐藤満智子 | 美智子 |
1 | 山吹の光集めて風に添ふ | 福島しげ子 | 一美 |
1 | 新樹明りや亀谷山泉谷山 | 田中貞雄 | ふみを |
1 | 尼寺の十二単を残り香と | 鈴木直枝 | 宏枝 |
1 | まだ毬の若き葉のいろ大手毬 | 菅野雅生 | 主宰 |
1 | 扇川川せり洗う光かな | 村松水貴 | 雅生 |
1 | 春光や卵塔にある表裏 | 中島宏枝 | 満智子 |
1 | 蛇出づる幼き尼の守護神と | 鈴木直枝 | ○美智子 |
1 | 八重桜ボンボン咲きに尼の寺 | 熊谷ふみを | 主宰 |
1 | 尼寺の気息となりし八重桜 | 中島宏枝 | けんじ |
1 | 山吹の八重や一重や宝珠光 | 田中貞雄 | けんじ |
1 | 百度石訪ふ人なくて桜蕊 | 川上久美 | 満智子 |
1 | 風さそう葉擦れ百幹の竹の秋 | 福島しげ子 | のぶ子 |
1 | 春光る秘仏三尊厳と在す | 福島しげ子 | 雅生 |
1 | 豊穣を約す葉ざくら段葛 | 大西よしき | ふみを |
1 | たわむれる蝶にほどよき飛花の風 | 遠藤けんじ | 主宰 |
1 | 小流れをせき止め光る芹の水 | 鈴木直枝 | 久美 |
1 | 春落葉二つの訃報噛み締むる | 田中貞雄 | けんじ |