No.184
平成19年5月12日(土)
吟行先 : 護良親王墓 瑞泉寺 席題 : みどり(出題者 新江たかさん) 参加者 : 12名 俳号変更 村松幹 (新)水貴 |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
5 | 卯の花を眉目と咲かす大やぐら | 菅野雅生 | 主宰 けんじ のぶ子 直枝 ○紀子 |
4 | めまとひを払ふみどりに染まりつつ | 中島宏枝 | 美智子 雅生 ○よしき たか |
4 | 上梢(ほずえ)ほど白雲木の花の密 | 田中貞雄 | のぶ子 よしき たか ○水貴 |
4 | 錦屏山行雲低き白雲木 | 遠藤けんじ | 美智子 直枝 花梨 水貴 |
4 | 親王の遺恨を数ふ姫女苑 | 大西よしき | 美智子 ○けんじ 宏枝 雅生 |
4 | 散り敷いてより仰がるる白雲木 | 中田のぶ子 | 美智子 ○宏枝 ○直枝 ○花梨 |
3 | 鎌倉蝶親王墓へは紋外す | 菅野雅生 | 宏枝 たか 水貴 |
3 | 小賀玉の芳香を散らす風青し | 菅野雅生 | 美智子 紀子 水貴 |
3 | 名刹の宙の奥行白雲木 | 中島宏枝 | けんじ ○のぶ子 ○雅生 |
3 | 夏うぐひす翠巒いよよ極まれる | 鳥居美智子 | ○主宰 宏枝 雅生 |
3 | 桐咲けり思い出しては訪ぬ寺 | 田中貞雄 | のぶ子 よしき 花梨 |
3 | 慕ひ咲く御恨墳(みうらみづか)の垣通し | 鳥居美智子 | 主宰 よしき ○たか |
3 | 万緑の縞の磁気張る錦屏山 | 田中貞雄 | けんじ のぶ子 水貴 |
2 | 庚申塔守る天蓋の白雲木 | 新江たか | ○主宰 美智子 |
2 | 新緑や身体髪膚みどり漬け | 遠藤けんじ | 主宰 直枝 |
2 | 建武はるかや犬枇杷の実の青し | 鳥居美智子 | けんじ ○雅生 |
2 | 名士碑は白雲木を仰ぐ位置 | 菅野雅生 | 直枝 紀子 |
2 | 黒揚羽白雲木を上へ上へ | 遠藤けんじ | のぶ子 宏枝 |
2 | 石磴の階上の廟若葉冷え(護良親王墓) | 田中貞雄 | ○美智子 雅生 |
2 | 江戸小紋幾重を展べて若楓 | 中島宏枝 | けんじ 紀子 |
2 | 蟻一匹五三の桐の門構え | 鈴木直枝 | 主宰 紀子 |
2 | 膝抱いて仰げば蝶の神楽舞 | 鳥居美智子 | 宏枝 よしき |
2 | 風にあるよりどり緑錦屏山 | 水貴 | ○主宰 雅生 |
2 | 山門を匿して余る青葉山 | 伊藤紀子 | 主宰 のぶ子 |
1 | 手拭で首捲く女衆寺薄暑 | 菅野雅生 | 主宰 |
1 | 花うつぎみどりの谷のさやさやと | 上野花梨 | けんじ |
1 | 万緑の墓の眼となる菊の紋 | 新江たか | 宏枝 |
1 | 新緑の明り取りこむ花頭窓 | 鈴木直枝 | たか |
1 | 薫風の古都に身を置く今日の幸 | 大西よしき | 花梨 |
1 | 木苺の乙女いろ注す二階堂川 | 中島宏枝 | けんじ |
1 | ささくれの女の踵若葉光 | 伊藤紀子 | のぶ子 |
1 | 岩庭の夢窓のとんぼ生まるるや | 水貴 | 雅生 |
1 | 貴人墓扉の内の夏落葉 | 中島宏枝 | ○美智子 |
1 | 岩庭や池のやんまのまだ幼な | 新江たか | 宏枝 |
1 | 鎌倉蝶菊の御門に住みしかな | 上野花梨 | のぶ子 |
1 | みどり児の生れし匂いや新樹光 | 上野花梨 | 雅生 |
1 | 生れたての蜻蛉のなぞる心字池 | 中田のぶ子 | 宏枝 |
1 | 護良王鎌倉蝶は紋所 | 水貴 | 主宰 |
1 | みどり百彩紅葉ヶ谷を網羅する | 菅野雅生 | 花梨 |
1 | 曼荼羅の露草白に紫に | 新江たか | のぶ子 |
1 | 蟻の道さくら老樹の加療痕 | 田中貞雄 | 雅生 |
1 | 虎丈咲く紅一茎の永福寺跡 | 伊藤紀子 | 主宰 |
1 | 親王墓姫の守るや姫女苑 | 鈴木直枝 | けんじ |
1 | 盛り過ぐ白藤棚の葉の驕り | 新江たか | ○けんじ |
1 | 夏うぐいす思いの丈を岩庭に | 中田のぶ子 | けんじ |
1 | 天に向き皮捨てはじむ今年竹 | 上野花梨 | 美智子 |
1 | 葉に枝に紛れて白藤のゆかし | 中田のぶ子 | 宏枝 |
1 | 男坂汗美しき時を得て | 鈴木直枝 | 美智子 |