No.191
日時 : 平成19年12月8日(土)
吟行先 : 化粧坂、佐助谷、銭洗弁天周辺 席題 : 「今、いま」 出題者 小谷正夫さん 参加者 : 16名 |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
5 | 冬紅葉今くれなゐの刹那かな | 中島讃良 | 主宰 美智子 ふみを けんじ たか |
5 | 片詣師走の夢の銭洗い | 水貴 | 主宰 けんじ 直枝 満智子 文英 |
4 | 行く年の憂さや鳥居が菌吐く | 田中貞雄 | ○美智子 けんじ のぶ子 一美 |
4 | 豆柿や武蔵大路のさらしもの | 水貴 | ふみを ○のぶ子 よしき ○満智子 |
4 | 峡の日の今のいま射す実葛 | 田中貞雄 | ○美智子 ○ふみを のぶ子 よしき |
4 | 安寧や師走八日の銭洗ふ | 大西よしき | ○主宰 ○文英 紀子 正夫 |
4 | 枯芙蓉隧道に風あつまり来 | 中田のぶ子 | 美智子 けんじ 讃良 ○紀子 |
3 | 賽銭を洗い今日より年用意 | 鈴木直枝 | ふみを ○のぶ子 ○たか |
3 | 弁財天社今の黄葉をこがね降り | 田中一美 | ふみを のぶ子 紀子 |
3 | 銭洗ひ句心洗ひ枇杷の花 | 菅野雅生 | 主宰 けんじ 文英 |
3 | 水神池の落葉溜りと鯉溜り | 田中一美 | 美智子 たか 正夫 |
3 | ふかふかと落葉の息の化粧坂 | 田中一美 | 主宰 けんじ 讃良 |
2 | 枯れざまの実の垂直や杜鵑草 | 鳥居美智子 | けんじ 満智子 |
2 | 落葉道化粧坂道手引道 | 菅野雅生 | 美智子 ふみを |
2 | 十二月八日や今朝のカプチーノ | 川村文英 | ○讃良 ○よしき |
2 | 登りたく泣きたく辿る冬紅葉 | 鳥居美智子 | ふみを 満智子 |
2 | 化粧坂踏むに音なき落葉積む | 遠藤けんじ | のぶ子 讃良 |
2 | 佐殿の下知及ばざり散り紅葉 | 鈴木直枝 | 美智子 のぶ子 |
2 | 山眠る夢は大路のにぎわいや | 鈴木直枝 | のぶ子 一美 |
2 | 銭洗うその場で使う師走かな | 水貴 | 主宰 ○正夫 |
2 | 年忘れ白木鳥居に凭れゐて | 田中貞雄 | 美智子 紀子 |
2 | 極月の佐助稲荷の恋の絵馬 | 川村文英 | けんじ 紀子 |
2 | 巳の神へ冬の水映え水の音 | 熊谷ふみを | けんじ 讃良 |
2 | 今更に銭を洗ふて年惜む | 小谷正夫 | 直枝 文英 |
2 | 蹠に落葉の語る化粧坂 | 大西よしき | ○けんじ 正夫 |
2 | 扇ヶ谷いまは限りの冬紅葉 | 中田のぶ子 | けんじ 満智子 |
2 | 少将や虎や笹鳴く化粧坂 | 鳥居美智子 | 讃良 よしき |
2 | 化粧坂落葉響きに暮れゆくか | 中島讃良 | のぶ子 一美 |
1 | 阿仏尼の下る大路や冬紅葉 | 菅野雅生 | ふみを |
1 | 臘八や銭洗うこと忘れおり | 鈴木直枝 | たか |
1 | 弁財天の福を戴くおでん五種 | 田中一美 | 讃良 |
1 | 艶あれば美男葛のいま若し | 菅野雅生 | のぶ子 |
1 | 武蔵大路偲ぶよすがの真葛 | 中田のぶ子 | 讃良 |
1 | 千円札洗ひ小春の陽にかざす | 遠藤けんじ | 正夫 |
1 | 銭を洗はぬ肩身狭めて冬帽子 | 鳥居美智子 | ○主宰 |
1 | 頼朝公像太洋を向く開戦日 | 田中一美 | ○直枝 |
1 | 銭洗ふ師走の水の薄明り | 新江たか | 文英 |
1 | 紅葉張る林間の領拡げんと | 田中貞雄 | よしき |
1 | 佐殿の旗揚げ祈願冬木の芽 | 佐藤満智子 | たか |
1 | おみくじを読み合ひて空冬うらら | 川村文英 | 主宰 |
1 | 冬もみぢ美しき谷底銭洗ふ | 中田のぶ子 | 主宰 |
1 | 弁天の重ね鳥居の冬日影 | 熊谷ふみを | 讃良 |
1 | 今に伝ふ佐殿の夢冬ぬくし | 新江たか | 直枝 |
1 | 谷深くして鎌倉は小春中 | 伊藤紀子 | 美智子 |
1 | 枇杷の花くしゅんと鼻を鳴らしたる | 熊谷ふみを | ○一美 |
1 | 銭洗ふおお真面目なり師走なり | 遠藤けんじ | 一美 |
1 | 冬うらら水神宮の鯉肥満 | 遠藤けんじ | 直枝 |
1 | 息白し核反対の絵馬のあり | 佐藤満智子 | ふみを |
1 | 大雪を過ぎたる水や銭洗ふ | 中島讃良 | ふみを |
1 | 散り紅葉いま消ゆる燭太き燭 | 熊谷ふみを | 讃良 |
1 | 水神の化身の鯉の白冴ゆる | 鈴木直枝 | 美智子 |
1 | 銭洗ひ年末宝籤買はん | 田中貞雄 | けんじ |
1 | 歳末の宝くじ添へ銭洗ふ | 大西よしき | 主宰 |