No.193
日時 : 平成20年2月9日(土)
吟行先 : 今回は、吟行なし、句会のみ 参加者 : 19名 初参加 古川忠利さん |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
5 | 聴聞のかたちの一つ花三椏 | 熊谷ふみを | 主宰 美智子 ○京子 紀子 水貴 |
5 | 産女守るもろびとといふ白椿 | 鳥居美智子 | ○京子 讃良 ○よしき 一美 ○水貴 |
4 | 舞殿の朱の深くなる春の雪 | すずき巴里 | 京子 讃良 直枝 ○一美 |
4 | 冬牡丹影は政子の影の色 | 古川忠利 | ふみを けんじ 讃良 たか |
4 | 余寒緊々低唱に入る読経 | 田中貞雄 | ○ふみを ○美智子 ○讃良 紀子 |
4 | 鳥寄せぬ強さや春の実無患子 | 田中一美 | ○主宰 京子 雅生 花梨 |
4 | 関守石その先々は斑雪 | 鳥居美智子 | ふみを 京子 讃良 雅生 |
3 | 洞門の北風発す馬蹄音 | 古川忠利 | 主宰 雅生 よしき |
3 | 冴返る岬めぐり来てサンマー麺 | 田中貞雄 | 直枝 よしき 花梨 |
3 | 願はくは古語で詠みたき古都の春 | 大西よしき | 美智子 けんじ 紀子 |
3 | 春の冷えつのり真赤な鳩の足 | 舩山東子 | 美智子 京子 たか |
3 | 梅見頃プロの勧める寺三つ | 大西よしき | ふみを 美智子 直枝 |
3 | 海神のとうとうと踏む春の雪 | 神戸京子 | 讃良 ○紀子 水貴 |
3 | 丹の橋に春の来てをり渡りけり | 舩山東子 | けんじ 雅生 たか |
3 | 土牢の褥とならん下萌ゆる | 鈴木直枝 | 主宰 京子 ○たか |
3 | 二礼二拍手梅の香りを奉る | 田中一美 | けんじ 雅生 ○花梨 |
3 | 春の鳶寒しさむしと笛を吹く | 菅野雅生 | けんじ 直枝 水貴 |
3 | 密教の道まんさくの花あかり | 神戸京子 | ふみを 讃良 一美 |
3 | 鎌倉の要・要の雪の果 | すずき巴里 | ○ふみを 雅生 ○直枝 |
3 | 苔梅の杖のそこここ蕨縄 | 鳥居美智子 | 主宰 一美 紀子 |
2 | 山茱萸を活け鎌倉を近うせり | 神戸京子 | けんじ よしき |
2 | 一遍の足あたためよ春のりす | 神戸京子 | 雅生 直枝 |
2 | 三寒四温体力の波みだれけり | 田中一美 | 主宰 よしき |
2 | 早春のかをり三彩おんめさま | 中島讃良 | 京子 直枝 |
2 | 行き付けの大振りの椀蜆汁 | 舩山東子 | ○美智子 讃良 |
2 | 鎌倉のカレースープの春野菜 | 菅野雅生 | ○美智子 花梨 |
2 | 臘梅の終のひかりを日にあづけ | 中島讃良 | 美智子 けんじ |
2 | 蝋梅やその奥にある回春院 | 古川忠利 | 主宰 ふみを |
2 | サブレーの赤き目毀つ戻り寒 | 熊谷ふみを | 主宰 ○雅生 |
2 | 椨芽立つ冷雨暖雨とめまぐるし | 田中貞雄 | 美智子 けんじ |
2 | テトラポット囲ひの漁港春北風 | 田中貞雄 | けんじ 直枝 |
2 | くづれてもそれと知らるる雪うさぎ | 鳥居美智子 | ふみを 京子 |
2 | 涙ほどの雪残りたる大石忌 | 田中一美 | 主宰 ○けんじ |
2 | ひたすらに虚子の余寒の段葛 | 熊谷ふみを | 主宰 ○雅生 |
2 | 竹庭の斑雪寒山拾得像 | 田中貞雄 | 美智子 たか |
2 | はなびらと降るなごり雪段葛 | 中島讃良 | 雅生 花梨 |
2 | 絵馬棚のひしめく願ひ春寒し | 新江たか | けんじ 直枝 |
1 | 十六井の一つ薄氷着飾れり | 鈴木直枝 | 讃良 |
1 | 春立ちて小町通りの左右の奥 | すずき巴里 | 讃良 |
1 | 神の池に来ては狼藉百合鴎 | 遠藤けんじ | 主宰 |
1 | 食物は奪ひ会ふもの都鳥 | 吉田克美 | 水貴 |
1 | 黄梅や名刹にある黄まんぢゅう | 大西よしき | 直枝 |
1 | 江の島の二月七色凪の色 | 上野花梨 | 直枝 |
1 | うばうばと信号無視や春隣 | 水貴 | 雅生 |
1 | 袖振り会ふ鎌倉路地の梅の花 | 舩山東子 | 一美 |
1 | 木々冬芽比べて歩む辻子の角 | 菅野雅生 | ○主宰 |
1 | 残り雪白兎のかたちして汚る | 熊谷ふみを | 美智子 |
1 | 春待って渡り廊下に蘭飾る | 古川忠利 | 主宰 |
1 | 睨まれし閻魔の巨眼春の塵 | 福島しげ子 | 京子 |
1 | 春風のひらと江の電乗場かな | すずき巴里 | ふみを |
1 | 渾身の待つ芽吹きかな頼朝像 | 鈴木直枝 | ○ふみを |
1 | 北風を来て陽の蝋梅の温かし | 遠藤けんじ | 京子 |
1 | 日朗の荼毘跡灯す梅の花 | 鈴木直枝 | 美智子 |
1 | 剣持つ水仙白き野生かな | 水貴 | 美智子 |
1 | 蝋梅や大き観光案内図 | 上野花梨 | 雅生 |
1 | 悟り得ぬ身に禅の庭雪眩し | 福島しげ子 | けんじ |
1 | 実万両濡れてゆかしき庭の冱え | 吉田克美 | 京子 |
1 | おんめ様朱を絞りて木瓜二輪 | 水貴 | 直枝 |