No.216
日時 : 平成22年1月9日(土) |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
7 | 寒に咲く海芋説法聞くように | 鈴木直枝 | ○主宰 けんじ 讃良 一美 弘香 ○紀子 満智子 |
7 | 三椏の蕾は沖の日の礫 | 田中貞雄 | ○けんじ 直枝 ○忠利 よしき 一美 ○弘香 満智子 |
6 | 注連明けや沖日吹き込む長谷通り | 田中貞雄 | けんじ 忠利 ○一美 弘香 かりん 文英 |
6 | もう歩幅合はぬ飛石冬かげろふ | 田中貞雄 | 忠利 よしき 一美 弘香 ○文英 紀子 |
5 | 冷えわたる弁天窟に火のにほひ | 佐藤弘香 | ○けんじ 讃良 忠利 文英 しげ子 |
5 | 奥の院鎮木の蒼天淑気かな | 水貴 | 主宰 ○直枝 忠利 よしき 紀子 |
5 | 杖の身の石段さけて日向ぼこ | 遠藤けんじ | ○直枝 忠利 弘香 紀子 しげ子 |
4 | 石段の光踏みしめ初詣 | 鈴木直枝 | けんじ ○讃良 一美 良枝 |
3 | 観音の笑みほろほろと寒紅梅 | 佐藤弘香 | けんじ 讃良 良枝 |
3 | 御影石一本冴ゆる鎮魂碑 | 佐藤弘香 | 讃良 よしき ○しげ子 |
3 | 淑気まだ満つる社に願ふたつ | 大西よしき | 讃良 一美 文英 |
3 | 手光りの輪蔵止まる松の明 | 鈴木直枝 | 讃良 一美 紀子 |
3 | 陽光燦燦万物芽吹く気息あり | 遠藤けんじ | 主宰 弘香 満智子 |
3 | 石に命託して絶えし冬の蜘蛛 | 中島讃良 | 直枝 よしき ○かりん |
2 | 蝋梅の沁み込む胸の明るさよ | 古川忠利 | ○主宰 かりん |
2 | 大吉小吉白山茶花に籤結ぶ | 遠藤けんじ | 讃良 ○良枝 |
2 | まだ淑気満つる甘縄神社裏 | 田中貞雄 | 忠利 よしき |
2 | 梅芽吹く無敵双葉山(ふたば)の丈夫石 | 大西よしき | 直枝 紀子 |
2 | 鎮魂の石磨かれて風寒し | 福島しげ子 | 直枝 一美 |
2 | 寒晴や異国言葉の飛ぶ寺苑 | 福島しげ子 | ○よしき かりん |
2 | 惜しみなき寒の海光観世音 | 川村文英 | けんじ 讃良 |
2 | 寒晴れが崎の石崩鎮めおり | 古川忠利 | 主宰 文英 |
2 | 初旅のひとつ鎌倉七福神 | 上野かりん | 主宰 一美 |
2 | 天空に鳶の輪いく重初観音 | 田中一美 | けんじ 忠利 |
2 | 冬晴れや菩薩の夢は海の色 | 古川忠利 | けんじ よしき |
2 | 冬凪や長谷全域の甍照る | 田中貞雄 | よしき 満智子 |
2 | 淡緑とろけはじめの梅蕾 | 田中一美 | けんじ 忠利 |
2 | 江の電の景色で決める初詣 | 水貴 | 主宰 直枝 |
2 | 眠る山のなか洞窟の闇巡る | 遠藤けんじ | 直枝 かりん |
2 | 鏡餅仏足石の親指に | 中島讃良 | 忠利 満智子 |
2 | 万葉の調べの石碑寒の晴 | 鈴木直枝 | けんじ 讃良 |
1 | 椨の瘤さんざめくかな宝船 | 佐藤満智子 | よしき |
1 | 甘縄の石段の数数えたよ | 原良枝 | 直枝 |
1 | 冬日まろし二十八貫の手玉石 | 田中一美 | 直枝 |
1 | 江の電のトンネル間近恵方道 | 上野かりん | 文英 |
1 | 岩噛んで走る巨根や冬の草 | 中島讃良 | ○よしき |
1 | 日を返すゆず・夏みかん日向ぼこ | 伊藤紀子 | 良枝 |
1 | 冬日差す五家武士の手玉石 | 佐藤満智子 | 直枝 |
1 | 初吟行先師の御句にまみえては | 中島讃良 | けんじ |
1 | 海近く正月飾り積まれけり | 上野かりん | 忠利 |
1 | 閉ざされし康成邸や淑気満つ | 川村文英 | 主宰 |
1 | 御霊小路隠れて咲きし寒あやめ | 上野かりん | けんじ |
1 | 神職の雅をみたり初社 | 上野かりん | 主宰 |
1 | 段葛淑気の点す桜の芽 | 遠藤けんじ | しげ子 |
1 | 輪蔵を廻さぬことも淑気かな | 佐藤弘香 | よしき |
1 | 冬芽立つ下にあふるる納札 | 中島讃良 | 忠利 |
1 | 小町路の人の華やぎ年新 | 福島しげ子 | 良枝 |
1 | こまごまと大山独楽も売られけり | 伊藤紀子 | よしき |
1 | 冬芽たつ椅子と胡坐の写経殿 | 佐藤満智子 | 讃良 |
1 | 写経する人覗き見る福寿草 | 川村文英 | 主宰 |
1 | 庚寅二千十年初御空 | 川村文英 | しげ子 |
1 | 初凪の波音とおく海光山 | 伊藤紀子 | 直枝 |
1 | 初みくじ石より固き誓いなり | 上野かりん | 良枝 |
1 | 臘梅の香のすがれゆく人の波 | 中島讃良 | 一美 |
1 | 屋根葺くや産湯の跡を恵方とす | 佐藤満智子 | 直枝 |
1 | 赤提灯ゆれて長谷寺冬温し | 福島しげ子 | 一美 |
1 | 神輿山てふ長谷の鎮守を恵方とす | 大西よしき | けんじ |
1 | 冬麗の沖まで明し漁舟 | 田中一美 | ○満智子 |
1 | いなり弁当広げて嬉し初吟行 | 上野かりん | しげ子 |