No.157
日時 :平成17年2月12日(土)
吟行先 :光則寺 高徳院(大仏) 参加者 :19人 |
|
||
合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
7 | ものの芽のひたすらといふ光かな | 中島宏枝 | 貞雄 〇まさし のぶ子 東子 雅生 暢子 〇久美 |
6 | 大仏や動くともなく春の雲 | 中田のぶ子 | けんじ 宏枝 〇直枝 暢子 久美 たけし |
5 | 大仏の伏目のつくる冬日影 | 遠藤けんじ | 貞雄 〇まさし のぶ子 一美 しげ子 |
5 | 土牢まで標となれり落椿 | 川上久美 | まさし のぶ子 宏枝 雅生 花梨 |
5 | 土牢に秘めたる昔春の苔 | 別府 操 | けんじ 快泉 のぶ子 宏枝 直枝 |
5 | 日翳れば春愁よぎる阿弥陀仏 | 中田のぶ子 | 〇けんじ まさし 東子 暢子 久美 |
4 | 露座仏の影に入りけり春北風 | 中田のぶ子 | 貞雄 〇宏枝 暢子 よしき |
4 | 土牢の辺りを染めし落椿 | 上野花梨 | 快泉 宏枝 東子 よしき |
4 | 三椏や瞑り夢を蓄へぬ | 大西よしき | 〇のぶ子 東子 直枝 花梨 |
4 | 土籠御書いつ来ても読み冴え返る | 田中貞雄 | けんじ まさし のぶ子 〇暢子 |
4 | 大仏の背ナの屈みや余寒風 | 中島宏枝 | 快泉 のぶ子 よしき たけし |
4 | 漸くに陽の射す谷戸の春障子 | 中田のぶ子 | 貞雄 まさし 直枝 しげ子 |
4 | 土牢へほだされゆくや山すみれ | 鈴木直枝 | 久美 〇よしき 〇操 花梨 |
3 | 大仏の眼下心身冴返る | 遠藤けんじ | 快泉 のぶ子 〇東子 |
3 | やぐら仏すみれと日ざし分ちあう | 川上久美 | けんじ まさし 〇快泉 |
3 | 梅東風や大佛の眼の細くなる | 大西よしき | のぶ子 東子 雅生 |
3 | 臘梅の終の香りを陽が運ぶ | 遠藤けんじ | 快泉 宏枝 操 |
3 | 早春の風露座仏の耳豊か | 福島しげ子 | 快泉 のぶ子 東子 |
3 | 白梅や古りし石碑に法華文字 | 福島しげ子 | けんじ まさし 〇快泉 |
3 | 胎内めぐりひとつ明りに春の息 | 舩山東子 | まさし 宏枝 花梨 |
3 | 海と山長谷三丁目アロエ咲く | 上野花梨 | 貞雄 快泉 よしき |
3 | 大仏の慈眼溢れり春の雲 | 別府 操 | 快泉 東子 雅生 |
3 | 大仏の山のごとしや春の天 | 田中一美 | 貞雄 のぶ子 宏枝 |
3 | 日朗へ今一たびの白梅を | 鈴木直枝 | 貞雄 けんじ 〇快泉 |
2 | 大仏に春塵の虻つきまとふ | 浅見まさし | 貞雄 一美 |
2 | 大仏の横顔にある春愁 | 上野花梨 | 〇まさし 快泉 |
2 | 半眼は愁いて余寒美男仏 | 村松 幹 | 宏枝 〇しげ子 |
2 | 浅春の礎石に集ふ各国語 | 中島宏枝 | 〇雅生 しげ子 |
2 | リス機嫌冬芽ほくほく高徳寺 | 別府 操 | まさし たけし |
2 | 大仏の無口なるかな春寒し | 鈴木直枝 | けんじ 宏枝 |
2 | ものの芽の息調はす読経音 | 中島宏枝 | のぶ子 たけし |
2 | 花マップ門より春の始まりぬ | 菅野雅生 | 〇のぶ子〇花梨 |
2 | 露座仏や柔と享けたり春北風 | 大西よしき | のぶ子 〇東子 |
2 | 露座仏の歴史の傷み春疾風 | 田中一美 | 快泉 〇宏枝 |
2 | 白毫の初春の影を仰ぎけり | 菅野雅生 | まさし 東子 |
2 | 辻子をゆく鎌倉をゆく菜の花忌 | 大西よしき | 快泉 東子 |
2 | 土牢へ届け三分の梅ガ香よ | 大西よしき | 〇けんじ のぶ子 |
2 | 大仏と交はす暝目芽木響く | 田中貞雄 | 宏枝 〇一美 |
2 | キーホルダーの鈴より零れ犬ふぐり | 田中貞雄 | 〇宏枝 一美 |
2 | 幹洞ろなる白梅の咲き満ちし | 石川曲水 | 貞雄 まさし |
2 | ゆき遇ひて梅に誘はれ遠まはり | 石田快泉 | 貞雄 東子 |
1 | 梅東風の海より訪はん土の牢 | 菅野雅生 | 〇けんじ |
1 | 三椏のほつほつ咲いてぬくもれり | 加賀暢子 | 東子 |
1 | 春寒料峭経読む僧のまぶしめり | 加賀暢子 | まさし |
1 | 触れずなり気位となりし白梅は | 舩山東子 | 貞雄 |
1 | 日朗の祈り籠りて山笑う | 青木たけし | 貞雄 |
1 | 光則寺照りつ陰りつ紅白梅 | 遠藤けんじ | 貞雄 |
1 | 春の日の曲りて入る岩仏 | 浅見まさし | 貞雄 |
1 | 大仏の定印にあり春愁 | 田中一美 | 〇東子 |