No.159

 日時  : 平成17年4月9日(土)
 吟行先 : 大船フラワーセンター 龍宝寺 
 参加者 : 14人
 次回 平成17年5月吟行予告
 集合  : 5月14日(土) 午前11時
        JR鎌倉駅西口改札口
 吟行先: 朝比奈峠散策 光触寺ほか
 句会場: 若宮大路ビル(046-722-1496)

合点 作      品 作 者 選     者
6 あかときの夢のつづきのゆきもち草 中島宏枝 主宰 雅生 冨美子 政子 よしき たけし 
5 直なるを拒める槐芽吹き前 星野双葉 主宰 充子 宏枝 東子 雅生 
5 花の雲青銅大家根吊上ぐる 星野双葉 主宰 のぶ子 ○東子 ○よしき 節子 
5 石井旧家三和土にひそむ花の冷え 中島宏枝 主宰 のぶ子 ○政子 節子 操 
5 大銀杏の花芽の力浴びてをり 星野双葉 のぶ子 ○宏枝 東子 政子 操 
4 雪持草名付けの妙を欺かず 大西よしき のぶ子 東子 双葉 操 
4 花しきみ鎌倉婦人の毒少し 村松 幹 ○充子 宏枝 ○双葉 冨美子 
4 秒針は白蝶の影花時計 入江節子 主宰 ○のぶ子 ○宏枝 双葉 
4 桜晴れ大船観音抽んずる 舩山東子 ○主宰 双葉 節子 ○操 
3 はなももは健やかに伸び邪気払う 青木たけし 充子 のぶ子 東子 
3 ゆきもち草春の女神へ供ふるか 菅野雅生 ○主宰 宏枝 たけし 
3 たかんなの喰べ頃知らすチョン頭出し 菅野雅生 ○主宰 充子 よしき 
3 花万朶横臥仰臥で眺めたし 田中貞雄 充子 東子 節子 
2 しゃくなげのドラゴンフルーツ似のつぼみ 村松 幹 充子 ○のぶ子 
2 謂れ聞くその間も落花龍宝寺 別府 操 充子 東子 
2 大脳を七色占める花づかれ 菅野雅生 冨美子 よしき 
2 自在鉤風さらさらと花木五倍子 磯部充子 東子 冨美子 
2 花満ちて甍の中の花御堂 青木たけし 政子 節子 
2 吟行の歩みの呼吸飛花落花 入江節子 充子 政子 
2 筍の頭もう少し生きられる 入江節子 のぶ子 双葉 
2 満ち満ちて桜大樹の丸さかな 舩山東子 ○雅生 政子 
2 フラワー園満艦飾の風眩し 大西よしき 宏枝 ○節子 
2 カラフルな水連池の外来魚 星野双葉 東子 操 
2 花にらのひとつ一つの明るさよ 塚本政子 東子 双葉 
2 本堂に役終へ置かる花御堂 菅野雅生 東子 操 
2 歌ひびくフラワーセンター春のパズル 村松 幹 主宰 双葉  
1 花弁と見えて白蝶風に乗る 塚本政子 充子 
1 ポピー開き午後の花影出そめたる 山村冨美子 東子 
1 れんぎょうや腹へずしりと大甍 磯部充子 ○のぶ子  
1 歳重ね花見の深さ増しにけり 大西よしき ○たけし 
1 北條の血筋のたえて花蘇枋 中島宏枝 ○充子 
1 毒の風今日はいい風花櫁 磯部充子 ○冨美子 
1 行合の玉縄ざくら花過ぎて 中田のぶ子 主宰 
1 重文の旧宅のぞく花木倍子 菅野雅生 主宰 
1 三角帽子ならべ山吹蕾かな 中田のぶ子 主宰 
1 誘はれゆきもち草に出逢ひけり 舩山東子 主宰 
1 ゆきもち草春の木漏れ日抱きしめる 中田のぶ子 主宰 
1 生き残る土筆の兵隊並びかな 入江節子 主宰 
1 つべこべと言はせぬ自若ゆきもち草 田中貞雄 ○双葉 
1 英気振りまく爆発咲きの紫木蓮 田中貞雄 宏枝 
1 直前のさくらを詠むに瞑想す 田中貞雄 ○双葉 
1 風に白零す櫁や南無阿弥陀仏 入江節子 ○東子 

注1: 一点句については、紙面の都合上、幹部同人の特選句を中心に掲載としました。