No.166
日時 : 平成17年11月12日(土)
吟行先 : 七里ヶ浜 満福寺 小動神社 参加者 : 12名 |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
6 | 神輿庫の六基眠りて北塞ぐ | 大西よしき | ○快泉 ○のぶ子 ○雅生 ○久美 直枝 一美 |
6 | わだつみの神の留守なり地魚買ふ | 菅野雅生 | 主宰 ふみを けんじ のぶ子 ○那生 一美 |
5 | 頼朝の勘気の礫ピラカンサ | 後藤那生 | けんじ ○一美 直枝 久美 恒基 |
4 | 搗布・汐木跨ぎて十一月の汗 | 田中貞雄 | けんじ ○のぶ子 ○那生 よしき |
4 | 散紅葉腰越状の軽さかな | 鈴木直枝 | ふみを 快泉 ○那生 恒基 |
4 | 冬の汗富士見ゆと砂踏みゆけば | 遠藤けんじ | 主宰 快泉 のぶ子 ○直枝 |
3 | 冬鳶に手水作法を蔑まる | 田中貞雄 | けんじ 那生 雅生 |
3 | 静や静鎌倉彫の板襖 | 後藤那生 | ○快泉 ○のぶ子 直枝 |
3 | 腰越状美しと懐手をほどく | 後藤那生 | 主宰 ○ふみを のぶ子 |
3 | 慈母の海厳父の波や冬日和 | 田中一美 | ○けんじ のぶ子 よしき |
3 | さわさわと冬の渚のふくらはぎ | 熊谷ふみを | 主宰 けんじ 雅生 |
3 | 冬日和波引き際の砂洲の顕り | 田中貞雄 | ふみを ○のぶ子 久美 |
3 | 腰越や鎌倉へ向く冬の雲 | 遠藤けんじ | 快泉 のぶ子 一美 |
2 | 波引けば砂金ちらしの小春浜 | 遠藤けんじ | ○主宰 雅生 |
2 | 流木のしたがわずして十一月 | いそべ恒基 | ふみを 那生 |
2 | 流木の長きに細く冬日影 | 田中一美 | のぶ子 久美 |
2 | 浜風を糧に枸杞の実色づき来 | 川上久美 | ふみを 恒基 |
2 | 流木と間合を計り冬芽立つ | 菅野雅生 | 快泉 よしき |
2 | 潮風の程々なるや日向ぼこ | 鈴木直枝 | 快泉 那生 |
2 | 点在のヨットの黙や冬の凪 | 鈴木直枝 | ふみを 久美 |
2 | 狛犬の頬冠りせり小動社 | 大西よしき | 主宰 快泉 |
2 | 潮風の晒す神鈴銀杏散る | 川上久美 | けんじ 快泉 |
2 | 一望の小春日和をワラサ漁 | 後藤那生 | ○けんじ 快泉 |
2 | 端然と雪富士現るる行合橋 | 中田のぶ子 | 主宰 けんじ |
2 | 江ノ島と冬富士据ゑて浜歩く | 大西よしき | 快泉 直枝 |
2 | 冬の涛ぬくしぬくしと人寄せる | 熊谷ふみを | 快泉 雅生 |
2 | 錆込めのテトラポットの冬構 | 熊谷ふみを | 那生 ○よしき |
2 | 末枯の節々に紅とどめたる | 石田快泉 | ○ふみを 那生 |
2 | 枸杞の実やサーファーとして少女立つ | 中田のぶ子 | けんじ 一美 |
2 | 義経にかく冬麗の日を給へ | 遠藤けんじ | 主宰 ふみを |
2 | 石蕗の花判官びいきのらくがき帳 | 菅野雅生 | 主宰 けんじ |
1 | 石蕗日和波紋をなぞり一歩一歩 | 田中貞雄 | 恒基 |
1 | 波白き不思議を捨てて冬に入る | いそべ恒基 | 主宰 |
1 | 砂溜り枯草青草生く小春 | 田中一美 | 快泉 |
1 | 赤とんぼまずしき言葉結びけり | いそべ恒基 | ○ふみを |
1 | 小動の風ゆるびたり冬木の芽 | 鈴木直枝 | 那生 |
1 | 閉ざされし神輿蔵訪ふ小春風 | 川上久美 | 快泉 |
1 | サーファーの踊りあがりし冬の波 | 田中一美 | 那生 |
1 | 石蕗の花海の男のピアス銀 | 中田のぶ子 | けんじ |
1 | 石蕗日和大波小波上機嫌 | 川上久美 | けんし゜ |
1 | 眼射る初冬の海の反射光 | 川上久美 | のぶ子 |
1 | 夜来の雨七里ヶ浜の冬寧し | 大西よしき | けんじ |
1 | 小春日へ女サーファー髪を乾す | 菅野雅生 | ○主宰 |
1 | 腰越へかかる冬帽冬の汗 | 熊谷ふみを | 主宰 |
1 | 波の腹ひるがえりしも枯尾花 | いべそ恒基 | のぶ子 |
1 | サーファーや冬海光の黒き芯 | 中田のぶ子 | 恒基 |
1 | 枯色となりて飛蝗の浜に生く | 遠藤けんじ | のぶ子 |
1 | 一流木床几となれり小春の日 | 田中貞雄 | よしき |
1 | 冬陽耀ふ七里ヶ浜は紺の中 | 菅野雅生 | のぶ子 |
1 | 石ころの数多の穴や初こがらし | 田中一美 | けんじ |
1 | 秋の空洗ひ浄めて雲の去る | 遠藤けんじ | ○快泉 |
1 | 石蕗小振り七里ヶ浜の讃歌かな | 鈴木直枝 | ○主宰 |
1 | 影よりも淡き冬蝶護岸壁 | 中田のぶ子 | 那生 |