No.168
日時 : 平成18年1月14日(土)
吟行先 : 銭洗弁天 佐助稲荷神社 参加者 : 19名 |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
9 | 銭洗ふ英世の髭のぴんと冴ゆ | 大西よしき | けんじ 充子 ○巴里 のぶ子 東子 一美 雅生 弘香 恒基 |
8 | 悴みの手に招福の銭洗ふ | 菅野雅生 | 主宰 けんじ 巴里 のぶ子 ○宏枝 東子 久美 たか |
7 | 女正月つまさき濡らし銭洗ふ | 佐藤弘香 | ○充子 ○巴里 快泉 ○のぶ子 宏枝 東子 一美 |
6 | 佐助稲荷淑気を山気にかへる雨 | 中島宏枝 | 主宰 一美 ○たか 暢子 よしき ○花梨 |
6 | 餅花のはなやぐことの静かさよ | 石田快泉 | けんじ 巴里 東子 久美 弘香 花梨 |
6 | 銭洗い夢を洗いて小正月 | 村松幹 | ○主宰 快泉 巴里 ○雅生 久美 たか |
6 | 白々と弁天に積む寒卵 | 上野花梨 | けんじ 充子 のぶ子 宏枝 雅生 ○弘香 |
5 | 鎌倉を荒洗ひして寒の雨 | すずき巴里 | けんじ 快泉 ○宏枝 雅生 ○久美 |
4 | 銭洗う欲にみそぎの寒の雨 | 田中一美 | ○主宰 充子 ○のぶ子 宏枝 |
4 | 新春の宝くじ入れ銭洗ふ | 大西よしき | 主宰 ○快泉 充子 巴里 |
4 | 松過ぎの遊びごころや銭洗ふ | 中島宏枝 | 主宰 充子 巴里 ○直枝 |
4 | 笊通る寒九の水に銭緊まる | 大西よしき | けんじ 巴里 ○東子 たか |
4 | 雨一打一打の散らす冬紅葉 | 遠藤けんじ | のぶ子 宏枝 弘香 よしき |
3 | 銭洗切火飛礫の枇杷の花 | 田中貞雄 | けんじ 充子 恒基 |
3 | 銭洗ふ万倍利益寒膏雨 | すずき巴里 | 快泉 ○東子 暢子 |
3 | 弁天堂離れ寒九のざんざ降り | 佐藤弘香 | 快泉 のぶ子 東子 |
3 | 寄生木の中に紅き芽初辧天 | 田中一美 | ○主宰 のぶ子 雅生 |
3 | 寒暖の時に芽吹きの雨煙る | 遠藤けんじ | 主宰 東子 ○一美 |
3 | 寒の豪雨佐助狐のたたりかも | 遠藤けんじ | ○巴里 快泉 ○よしき |
3 | 荒行の果の句会や靴の冷え | 鈴木直枝 | のぶ子 東子 花梨 |
3 | 一月の雨に際立つ丹の鳥居 | 舩山東子 | 快泉 宏枝 暢子 |
3 | 花八つ手銭を洗ひし破顔とも | 田中貞雄 | のぶ子 一美 よしき |
3 | 佐助稲荷の朱を全身に春着とす | すずき巴里 | 快泉 充子 ○恒基 |
2 | 銭洗ふおでんを食べしお釣りかな | 田中貞雄 | 花梨 恒基 |
2 | 寒の雨赤き佐助の旗叩く | 大西よしき | ○快泉 東子 |
2 | 銭洗ふ水の光や寒土用 | 新江たか | 巴里 ○東子 |
2 | 紙垂に充つ淑気もろとも雨に揺れ | 川上久美 | 主宰 暢子 |
2 | 奥やしろ青を残せる冬の歯朶 | 中田のぶ子 | けんじ 久美 |
2 | 奉納の願の嵩つむ寒卵 | 菅野雅生 | ○けんじ 久美 |
2 | 銭洗ふざるの隙間の初泉 | すずき巴里 | ○充子 直枝 |
2 | 唐梅や濁音つねに閉ざしけり | いそべ恒基 | 充子 ○のぶ子 |
2 | 女正月前のお出掛け銭あらひ | 菅野雅生 | 主宰 巴里 |
2 | 裸木や反りは本音の幾重にも | 村松幹 | 充子 恒基 |
2 | 招福の切火乱打や寒の雨 | 田中貞雄 | けんじ 直枝 |
2 | 古甕に寒九の雨の溜りけり | 石田快泉 | けんじ 巴里 |
2 | 春信のことに雨音水の音 | 佐藤弘香 | 巴里 宏枝 |
2 | 蝋燭の炎の揺れなだむ寒の雨 | 新江たか | 主宰 巴里 |
2 | 香煙に雨やわらかき初弁天 | 遠藤けんじ | 東子 花梨 |
1 | 寒鯉の背を打つ雨や池の黙 | 川上久美 | けんじ |
1 | 思い出と木枯通る切り通し | 村松幹 | 巴里 |
1 | 線香に白息くべて銭洗う | 上野花梨 | 主宰 |
1 | 寒の雨鎌倉にゐて和みけり | 大西よしき | 暢子 |
1 | 寒詣浮世離れに銭洗う | 磯部充子 | 東子 |
1 | 雨激し羊歯の泡立つ冬の寺 | 磯部充子 | よしき |
1 | 稲荷堂傘にはりつく冬紅葉 | 佐藤弘香 | 東子 |
1 | 静寂打つ神鈴寒の雨に消ゆ | 川上久美 | 主宰 |
1 | 寒禽や佐助二番地は急な坂 | 遠藤けんじ | 東子 |
1 | 窟に洩るる初春のひかり灯明揺る | 中島宏枝 | ○快泉 |
1 | おでん食む本降りの下の晴れ女 | 磯部充子 | 直枝 |
1 | 古都の雨傘に張りつく冬もみぢ | 中田のぶ子 | 快泉 |
1 | 歯朶叩く寒九の雨や稲荷道 | 田中貞雄 | 宏枝 |
1 | 願ひごと絵馬に溢るる初弁天 | 川上久美 | 快泉 |
1 | 寒鯉の腹見せて跳ね水神宮 | 新江たか | ○快泉 |
1 | 一月の岩屋ひたすら銭洗ふ | 加賀暢子 | 弘香 |
1 | 佐助稲荷赤滲み出す寒の雨 | 磯部充子 | 宏枝 |
1 | 狐火や階の数朱の鳥居 | 菅野雅生 | 宏枝 |
1 | ぬくもりやおでん大根のお福分 | 鈴木直枝 | たか |
1 | 顔見世や鎌倉山の銭洗い | 村松幹 | 快泉 |
1 | 足早の稲荷弁天寒詣 | 上野花梨 | のぶ子 |
1 | 小正月欲得洗ふ銭洗ふ | 磯部充子 | ○けんじ |
1 | 湯気立つコーヒー明日は晴れといふ人と | 舩山東子 | けんじ |
1 | 佐助稲荷旗より濡れし寒の雨 | 上野花梨 | 直枝 |