No.178
日時 : 平成18年11月11日(土)
吟行先 : 横須賀港 潜水艦 子規の句碑など 参加者 : 11名 |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
6 | 水鳥のゐて軍港の弛びかな | 中島宏枝 | 主宰 けんじ 一美 ○たか ○弘香 ○紀子 |
5 | 赤子抱く母の皮ジャン基地の街 | 佐藤弘香 | 主宰 けんじ 宏枝 一美 たか |
5 | どぶ板通りにジャズ消え去りし冬の雨 | 佐藤満智子 | 主宰 けんじ 宏枝 よしき 紀子 |
3 | 霧籠めや旗艦船めく沖の島 | 田中貞雄 | けんじ 弘香 満智子 |
3 | 響き合うさくら紅葉と子規の句碑 | 田中一美 | 主宰 けんじ 宏枝 |
3 | タクボート現る霧襖押し開き | 田中貞雄 | けんじ 直枝 満智子 |
3 | 浮城の吐息と見しは冬の靄 | 鈴木直枝 | 主宰 ○一美 よしき |
3 | パスカルの原理に出合ふ冬館 | 新江たか | 一美 紀子 ○満智子 |
2 | 檣燈の照度まばらや冬に入る | 田中貞雄 | 宏枝 たか |
2 | 帆柱の遥けきあたり神渡し | 鈴木直枝 | 一美 弘香 |
2 | スカジャンの虎の吠えゐる冬木立 | 新江たか | 紀子 満智子 |
2 | 潜水艦の周りの翳り冬確か | 田中貞雄 | ○けんじ 宏枝 |
2 | 勇士たる長門の碑なり冬紅葉 | 佐藤満智子 | 直枝 たか |
2 | 海風の寒し薔薇の名フランス風 | 新江たか | けんじ よしき |
2 | 氷雨煙る一湾の艦出払ひて | 遠藤けんじ | 宏枝 ○よしき |
1 | 時雨る中昂ぶる門兵基地の街 | 中島宏枝 | 弘香 |
1 | 立番の緊張を欠く冬の基地 | 大西よしき | 満智子 |
1 | 海軍カレー食べ損なひし冬立つ日 | 大西よしき | 主宰 |
1 | 冬靄の墨絵ぼかしに島いくつ | 新江たか | 宏枝 |
1 | 冬靄の墨絵に泛ぶ潜水艦 | 中島宏枝 | けんじ |
1 | 潜水艦浮かぶドックへ冬薔薇 | 佐藤弘香 | よしき |
1 | 基地の子の満艦飾や七五三 | 遠藤けんじ | 主宰 |
1 | 一艦のみ留ってをり神無月 | 中島宏枝 | 直枝 |
1 | 子規の碑や往来(ゆきき)の霧に消されまじ | 田中貞雄 | 直枝 |
1 | フランスの微香ヴ゛ェルニー苑の冬薔薇 | 中島宏枝 | けんじ |
1 | 霧襖船出の夢をとざしけり | 伊藤紀子 | けんじ |
1 | トブ板通り手形めきたる柏落葉 | 鈴木直枝 | 主宰 |
1 | どぶ板通りの手型に留る初時雨 | 佐藤弘香 | 宏枝 |
1 | 神無月太陽も留守基地の街 | 佐藤満智子 | ○直枝 |
1 | どぶ板通りを冷かしゆくや一ト時雨 | 田中一美 | 主宰 |
1 | 帽に触る艦艇よりの霧冷ゆる | 田中貞雄 | 紀子 |
1 | すずかけの落葉の手形どぶ板通り | 中島宏枝 | 主宰 |
1 | どぶ板に湯屋残りゐし返り花 | 佐藤満智子 | 弘香 |
1 | どぶ板通りの延命地蔵八手咲く | 伊藤紀子 | たか |
1 | 軍艦の威容を隠すしぐれかな | 田中一美 | ○宏枝 |
1 | 横須賀にシーザーと言う冬薔薇 | 伊藤紀子 | けんじ |
1 | 軍港や引っ込み線の草紅葉 | 田中一美 | ○主宰 |
1 | どぶ板通りの昼の華やぐ黄落期 | 田中一美 | けんじ |
1 | 沖靄ふ遠目差しの冬薔薇 | 佐藤満智子 | けんじ |
1 | 軍艦の空灰色の冬薔薇 | 村松幹 | けんじ |