NO.108 |
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13年1月例会予告
1月13日(土)11時 鎌倉駅西口改札口集合(長谷・甘縄神社周辺) |
作 品
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選 者
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底抜け井底に紅葉の定着す | 貞雄 | ||
三椏の蕾や初心忘るなと | しのぶ ○弘香 のぶ子 | ||
美男葛勤行の鐘冴ゆるかな | 暢子 | ||
発心や紫ほのと枯れりんどう | 桂 ○京子 満 ○宏枝 のぶ子 | ||
鎌倉の汁粉で締める二千年 | ○貞雄 ○満 快泉 暢子 幹 |
作 品
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作者 |
選 者
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特選 | 菩提子の枯れのプロペラ夢を載せ | 中島宏枝 | けんじ ○一色 |
薪割りの落ち付く先のやぐら跡 | 鈴木直枝 | 貞雄 快泉 | |
覗き見て谺の沍(い)る十六井 | 佐藤弘香 | ○桂 ○しのぶ 雅生 一美 尚子 | |
枯りんどう閼伽の水もて耐えにけり | 田中一美 | ○桂 貞雄 のぶ子 | |
秀逸 | ぽつたりと坐る佛や竜の玉 | 神戸京子 | 快泉 |
三椏の蕾の静思冬の凪 | 田中貞雄 | ||
散る前の陽を貪欲に大銀杏 | 遠藤けんじ | 貞雄 | |
水仙の早咲きの香も尼寺なりし | 菅野雅生 | けんじ | |
極月の風に菩提子遊ばせぬ | 加賀暢子 | けんじ ○貞雄 京子 弘香 直枝 雅生 | |
佳作 | 十六井満たして古刹の枯れ進む | 田中一美 | 桂 |
尼寺の一隅返り花世界 | 芹山 桂 | 貞雄 | |
説法僧阿弥陀語り部冬暖か | 佐藤一色 | ||
底抜けの井戸に彩解く冬紅葉 | 菅野雅生 | けんじ 貞雄 直枝 宏枝 | |
熟れ切って美男葛の傷みかな | 佐藤弘香 | ||
寺縁起おさえの石の日の温み | 中田のぶ子 | 桂 雅生 | |
日を溜めて残る紅葉や解脱の井 | 加賀暢子 | けんじ 貞雄 京子 幹 | |
尼寺の青年僧めく青木の実 | 佐藤弘香 | ||
一刷毛の朱を洞壁に蔦紅葉 | 石田快泉 | けんじ 桂 貞雄 京子 満 宏枝 | |
魂の落葉まんだら上人墓 | 加賀暢子 | しのぶ 一美 | |
山装ふ中にあまたの墓抱きて | 秋山しのぶ | 桂 ○尚子 弘香 | |
低音の木魚のリズム白障子 | 菅野雅生 | けんじ | |
宝冠阿弥陀土紋装飾冬麗 | 名古屋 満 | ○一美 | |
はたと止む木魚こぼるる冬紅葉 | 遠藤けんじ | 桂 しのぶ 麗 | |
なよ竹へ鳶の恋笛照紅葉 | 福永尚子 | 一美 | |
やぐら墓かこみ五色に菊枯るる | 神戸京子 | けんじ 雅生 〇幹 | |
阿弥陀仏へ脇侍寄り添ふ寒さかな | 中田のぶ子 | ||
冬日低く弥陀白毫に光さす | 遠藤けんじ | ||
木魚湧き小春もみぢの段だらに | 芹山 桂 | 一色 | |
年用意南天の実に袋掛け | 田中貞雄 | ||
切岸や生きとし生けるもものの枯れ | 中田のぶ子 | ○雅生 | |
ラーメンの汁を飲み干す冬旱 | 片岡 麗 | 暢子 一美 | |
日おもてに紅葉日裏に私の眼 | 中島宏枝 | 弘香 ○のぶ子 尚子 | |
山茶花を流さぬ巌の薄流れ | 芹山 桂 | しのぶ ○直枝 |
作 品 | 作 者 | 選 者 |
卵塔の肌紅葉の光ゲを留む | 田中貞雄 | ○けんじ 雅生 |
窟不動リスに遊ばれからみ餅 | 菅野雅生 | けんじ |
冬もみぢ葉裏自在に陽のうごく | 鈴木直枝 | けんじ 快泉 |
菩提子に羽ある軽さ竹トンボ | 福永尚子 | ○けんじ 桂 |
冬さんご勢至菩薩の結ひ上げに | 芹山 桂 | けんじ 貞雄 弘香 直枝 |
童心のひらひら菩提樹の実を飛ばし | 田中一美 | けんじ 桂 |
銭投げて十六の井の冬の声 | 名古屋 満 | けんじ 桂 宏枝 一色 |
ラーメンは冬の季語よと汁すする | 村松 幹 | 桂 |
鐘楼の庇に筋目冬ざるる | 加賀暢子 | 桂 弘香 |
水洗花一本尼僧の風情かな | 田中一美 | 桂 |
枯萩のむらさきの影ゆれゐたり | 石田快泉 | ○桂 |
菩提樹の実のひとつだに飛ばぬ晴 | 中田のぶ子 | ○貞雄 |
冷ゆるかな十六の井を数へれば | 秋山しのぶ | 貞雄 幹 |
冬日差し白毫の輝る時間帯 | 菅野雅生 | 貞雄 |
冬芽紅し吾が身籠るはいつのこと | 秋山しのぶ | 貞雄 |