日時 :平成14年4月13日(土) |
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参 加 者 名 簿 18人
秋山しのぶ 石田快泉 石川曲水 遠藤けんじ 大西よしき 加賀暢子 河村啓花 佐々木なつ |
あ と が き ▼
源氏山公園において参加者全員で大きな円座の花の宴?を計画していましたところ、今年の桜 前線は、例年より2週間も早く北上し、染井吉野はすっかり葉桜になっていました。それでも頼朝像の周りの八重桜の残花が見られ、好天に恵まれた一日で、幹事の面目は保たれた思いです。 |
吟 行 の 思 い 出 A 鎌倉は近くて遠いところ 池田祥子 ろんどに入会して3年位は、常勤で土曜日も勤務だったので、殆ど鎌倉へ行っていない。パートに なってやっと行けるようになったが、この1年は又土曜勤務が多くなってダメ。行った所に印をつけて いる地図も、印がストップしている。寺巡り、谷戸巡りで、水仙、梅、岩煙草、夏椿、凌霄花、曼珠沙 華等々の沢山の花にも出会った。吟行はまだまだ続けてほしい。そのうちに地図が印でまっ赤にな るのを楽しみにしている。 古草の粗き日の影切通し 祥子 |
吟 行 の 思 い 出 B 悠々鎌倉 加賀暢子 鎌倉吟行の会に初参加は、平成9年2月8日西口の時計塔前が集合地で、晴天にも恵まれて、大 勢の方々に笑顔で仲間とさせて頂きました。 長谷観音と周辺が吟行先とのことで徒歩で吟行しながら出発でした。緊張のあまり何も目に止まら ず困り果てておりましたところ、先輩の方が空を見上げて「鳶高し飛行機雲も春の雲」と呟やかれま した(注 遠藤けんじ様でした。)。後程に作家を知ることとなりました。目が覚める思いがした事が昨 日のように思われます。「素直に作りなさい」と見本として諭して下さったようでした。 当日は初参加としての参加賞でしょうか作品として2句選ばれました。また、一昨年と昨年は怪我 の為に止むを得ず欠席ばかりで進歩もなく悶々としている有様です。 鎌倉の四季を肌に感じながら、幾度も寺めぐりや近隣周辺に出向き、何時も新鮮で飽きることなく 楽しむことが出来るのも一重に俳句という魔物に取り憑かれて悦に入っているように感じております。 「心ゆたかにゆっくり」をモットーに精進して何かを把握できる感覚を持ち続けられるように、怠りな く努める心算です。 無縁佛一塊なるや花の風 暢子 |