top   No.133

 日時  : 平成15年1月11日(土)
 吟行先 :浄智寺、建長寺他
 参加者 : 27人
 次回 平成15年2月吟行予告
 集合  : 2月8日(土)午前11時
        JR鎌倉駅時計塔公園側改札口
 吟行先:  海蔵寺、大宝寺
 句会場: 若宮大路ビル(0467-22-1496)

作      品 作 者 選     者
初詣ひかる硬貨を選りて投ぐ 中田のぶ子 貞雄 
階を読経ころがる小春かな 佐藤弘香 美智子 ○曲水 ○政子 直枝 尚子 
影もまた風に散るなり蝋梅花 福永尚子 ○美智子 曲水 貞雄 直枝 
書き上げし初絵馬一つ光り出す 熊谷ふみを 巴里 貞雄 一美 克美 暢子 
蝋梅のほろほろまろき睦言を 福永尚子 ○美智子 ○けんじ ○巴里 ○のぶ子 啓花 しのぶ ○幹 
あらたまの柏槙の幹うねりだす 河村啓花 ○宏枝 ○克美 幹 
三寒四温ひたすら漱ぎ参るかな 秋山しのぶ ○ふみを 
蝋梅の四肢すこやかに日の満ちる すずき巴里 政子 ○なつ 
まなじりに冬日をためて布袋さま 河村啓花 ふみを まりの 美佐子 ○憲一郎 
ものを言ふ口が仰いで南京梅 石川曲水   
青空へ鼻孔を開く初蝋梅 田中一美 巴里 
蝋梅や史前の色の香を放つ 河村啓花 美智子 ふみを 
結び尾の日矢を弾きて初みくじ すずき巴里 美智子 のぶ子 啓花 弘香 
冬日射す布袋の笑みに慈悲の相 楠 正脩 けんじ 美佐子 憲一郎 
梵鐘の余韻の響く冬の尾根 佐々木なつ 政子 
石段の数ふみしめる寒詣 鈴木直枝 曲水 たか 
箒目や艶保ちたる枯榧の実 田中一美    
布袋尊の指先冬日集めたる 川上久美 曲水 美智子 巴里 ○美佐子 
蝋梅の蝋寒風にたぢろがず 中田のぶ子 けんじ 巴里 貞雄 
初弁天割りて供えし生卵 上野美佐子 ふみを 貞雄 
日燦々蝋梅の香を薄めたる 川上久美 けんじ なつ 
幼くて匂ひは青し野水仙 福永尚子 巴里 暢子 
布袋尊の臍あたたかき冬日差 遠藤けんじ たか 
烏天狗さらに艶めく寒旱 加賀暢子 曲水 
冬うらら水平線なき凪の海 新江たか 曲水 巴里 なつ 
幸せを計れば重き実万両 佐藤弘香 のぶ子 一美 久美 憲一郎 
柏槙の筋肉質の寒さ中 すずき巴里 まりの 
横井戸の妖気に竦む寒の闇 吉田克美 正脩 
三椏の蕾吹かれて銀の音 福永尚子 ふみを ○けんじ 曲水 
ベッカム似なる青僧の淑気かな すずき巴里 美智子 
奥くらし表まゆ玉揺れてをり 熊谷ふみを 美智子 
願こめて濯ぐ天狗の寒の水 菅野雅生 曲水 暢子 
花八つ手回してみたき布袋の指 上野美紗子 ふみを 弘香 
おとそぼけ閻魔様は眼で呵る 村松 幹 けんじ 
山の端に昇りつめたる綿虫は 盛戸まりの ふみを 
蝋梅の影の淡さや寺の春 田中一美   
松納め寺ひとときの静けさよ 佐々木なつ   
散り残る梢の枯葉や沖日揉む 田中貞雄   
腹の色くすむ布袋や寒参り 塚本政子 曲水 
尾根歩く殿の音日に融ける 竹田ひろ子 貞雄 尚子 
甘露の井万両楚々と見守りぬ 大西よしき   
老柏槙芽吹き五山を綻ばす 石川曲水 宏枝 啓花 久美 雅生 弘香 暢子 正脩 
蝋梅の朝日を万に屈折す 中田のぶ子 美智子 ふみを 巴里 なつ 
寒禽の高音は露座の白亳へ 盛戸まりの ○美智子 貞雄 
青僧の布施をいただき冬うらら 秋山しのぶ   
陽の蝋梅暖かしとも清しとも 遠藤けんじ 宏枝 なつ 
蝋梅の香に酔ふ蠅の小半刻 新江たか 美佐子 
萱屋根のぬくみに解け蝋梅は 中島宏枝 ○弘香 
びゃくしんの苔生す幹や連理冴ゆ 楠 正脩   
凍土掘る手元の光るショベルカー 盛戸まりの   
雑木山ほんのり赤く春近し 佐藤弘香   
蝋梅の妖精遊ぶ谷の径 竹田ひろ子 曲水 巴里 正脩 
弥陀に会ふまでの数歩を芽水仙 中島宏枝 美智子○ふみを けんじ 貞雄○しのぶ○直枝○尚子 幹 
解脱門入りて冬陽のあたたかし 加賀暢子 けんじ 
蝋梅の日の立番や布袋尊 田中貞雄   
蝋梅の門前町なす四位の寺 菅野雅生 曲水 
異邦人の願いは英語初参り 上野美佐子   
柏槙の洞の深きへ差す冬日 川上久美 のぶ子 たか 
菰の内日と色秘めて冬牡丹 千屋憲一郎   
添水出で春待つ水となりにけり 鈴木直枝 貞雄 宏枝 ○久美 
冬凪や烏天狗の揃ひ踏み 田中貞雄 美智子 巴里 啓花 
初夢は空飛んでをりからす天狗 竹田ひろ子 けんじ まりの 直枝 たか 
蝋梅の朝陽の側へ廻りけり 盛戸まりの   
尾根古道風化急ぐな初詣 千屋憲一郎 貞雄 
梵鐘の音に紅梅のつぼみ立つ 佐々木なつ 美智子 


    
浄智寺にて                           半僧坊

作      品 作 者 選     者
福鈴の中の朱錆の非売品 田中一美 ○美智子 克美 雅生 
各王へ門松一つ閻魔堂 菅野雅生 ○曲水 ふみを 
天狗像十二神将のごと凍つる 鈴木直枝 ○曲水 宏枝 
木洩れ日の飛び散る光枯木立 竹田ひろ子 ○けんじ 
国宝の梵鐘に鳩日向ぼこ 川上久美 ○巴里 尚子 
蝋梅の風王朝の陽の下に 福永尚子 ○巴里 ○一美 
爆ぜ激し焚火や閻魔堂の裏 中田のぶ子 ふみを 貞雄 巴里 一美 
四方の春丸抱えする大柏槙 鈴木直枝 曲水 ○啓花 克美 
冷え渡り罪の種々閻魔堂 楠 正脩 けんじ 巴里 雅生 

     
浄智寺布袋尊                               段葛夜景  


 参 加 者 名 簿  27人

    秋山しのぶ 新江たか(初参加) 石川曲水 上野美佐子(初参加)
    石川曲水 遠藤けんじ 大西よしき 加賀暢子 川上久美 河村啓花 楠 正脩 熊谷ふみを
    佐々木なつ 佐藤弘香 菅野雅生 鈴木直枝 すずき巴里 竹田ひろ子 田中一美 田中貞雄
    千屋憲一郎 塚本政子 中島宏枝 中田のぶ子 福永尚子 村松 幹 吉田克美         

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