No.142  

日時  : 平成15年10月11日(土)
吟行先 : 金沢文庫・称名寺・海の公園 
参加者 : 24人

 次回 平成15年11月吟行予告
集合  : 11月8日(土) 午前11時
      JR 鎌倉駅(西口改札口)
吟行先: 鎌倉文学館・長谷周辺
句会場: 若宮大路ビル(0467-22-1496)

作      品 作 者 選     者
上げ潮に海苔粗朶挿すや雨意兆す 鳥居おさむ  
亀の旅瞰(み)て橋上の秋思かな 鳥居おさむ ○晴見 よしき 
文庫へと誘ふ風や蓼の風 鳥居おさむ  
溝そばの霞の海を寺領とす 鳥居おさむ 曲水 雅生 ひろ子 ○那生 よしき 
潮騒を息吹となせる新松子 鳥居おさむ けんじ 曲水 ○貞雄 久美  

作      品 作 者 選     者
曇天のなかの溝蕎麦明りかな 舩山東子 けんじ 久美 のぶ子 一美 
瞑想の木の実沈思の孔子木 神戸京子 正脩 ○耕路 ○ひろ子 直枝 一美 恵津子 
八景の一景海苔の粗朶を挿す 中島宏枝 ○けんじ 晴見 ○充子 貞雄 正脩 那生 ○よしき 
丹の反橋初鴨が曳くめくら水脈 田中貞雄 けんじ 宏枝 ひろ子 
池を守る亀の甲羅の秋思かな 竹田ひろ子  
山裾濃ふくらむ秋のきりん草 鈴木直枝  
すがるるも折目清しき曼珠沙華 湯浅恵津子 ○曲水 
児の去りし砂山くずす石蓴潮 渋谷雛子 曲水 ○貞雄 まりの 
枯れてゆくいくときも一途や曼珠沙華 山田耕路 けんじ 曲水 久美 ○のぶ子 ○宏枝 
白たでを胸に挿す歩の傘寿とよ 渋谷雛子 ○けんじ 充子 
新松子手にしてよりの無心かな 竹田ひろ子 曲水 
一帆を菊日和なる海に置く 山田耕路 貞雄 雅生 ○久美 雛子 ○まりの 恵津子 
水澄むや風切り羽根の濃むらさき 神戸京子 晴見 直枝 
秋懐を楷樹に告げる実時像 大西よしき 雛子 
末枯るる姿も凛と曼珠沙華 川上久美  
呼べば寄る鳴かざる亀の秋思なり 舩山東子  
溝蕎麦を隠れ家として蜆蝶 竹田ひろ子 曲水 ○晴見 久美 耕路 
鷺は鬱泡立草はいつも躁 中田のぶ子 ○けんじ 貞雄 雛子 ○一美 
みぞそばの花叢に酔いしじみ蝶 湯浅恵津子 耕路 
中世隧道金網越しや暮るる秋 川上久美  
青鷺と橋の影射す水の秋 田中貞雄  
芋嵐仁王二尊に睨まるる 湯浅晴見 けんじ 東子 


作      品 作 者 選     者
丹の橋の影みだしたる鴨の嘴 渋谷雛子 曲水 
秋草の花曼荼羅や称名寺 田中一美 けんじ 晴見 
ジェットコースター海に跳び出し秋うらら 菅野雅生 けんじ 貞雄 
琵琶島にギター響くや雁渡し 後藤那生 けんじ 
溝蕎麦の金平糖の甘さ秘め 磯部充子 けんじ 貞雄 のぶ子 宏枝 
古文書に硝子文鎮おきて秋 石川曲水 けんじ ○晴見 貞雄 暢子 
露草のやわらき風美しきかな 加賀暢子 けんじ 
十月の影もまばゆき孔子木 後藤那生 けんじ 
楷樹佇つ真書の姿勢夜長し 楠 正脩 ○曲水 
石蓴屑の彩(あや)の波打ち際の秋 田中貞雄 曲水  
数珠玉の鬼門に迫る称名寺 神戸京子 曲水 まりの 恵津子 
泡立草今を盛りと我を張れり 山田耕路 曲水 のぶ子 
白曼珠黄赤曼珠沙華みなひしやげ 磯部充子 ○曲水 ○恵津子 
細やかなぼんぼり瀬戸の秋月祭 田中一美 曲水 貞雄 まりの 
露草の動くと見れば蜆蝶 中田のぶ子 曲水 晴見 
弥勒菩薩の赤き唇紅葉前 遠藤けんじ 晴見 
反り橋に染まらぬ白き風掴む 竹田ひろ子 晴見 充子 ○正脩 よしき 
葦の穂の影深めたる撓いかな 湯浅恵津子 晴見 
長き尾のカイトに秋思のせてやる 神戸京子 晴見 那生 
海わたる風のひちりき秋深む 石川曲水 晴見 雛子 ひろ子 那生 
青鷺の影揺らしゆく秋の風 竹田ひろ子 晴見 東子 
水澄むや西方に向く亀の首 中島宏枝 晴見 
秋渚乙女心地の紫貝 舩山東子 晴見 
みぞそばの花咲く湿りこめかみに 渋谷雛子 充子 よしき 
海苔の篊挿すやセーリングの風よけて 神戸京子 ○充子 ○直枝 
寒露かな亀の甲羅の日をはじく 加賀暢子 充子 東子 
健脚を横目遣ひに新松子 湯浅晴見 充子 
浄土庭園さくら紅葉と橋の朱 中田のぶ子 充子 
キリン草脳を明るくしておかん 盛戸まりの 充子 
曼珠沙華すがれ冷たき首を伸ぶ 中島宏枝 ○充子 
丹塗り橋露けし池は怨の揺れ 大西よしき 貞雄 
海苔粗朶の翳を集めて秋思かな 福永尚子 貞雄 耕路 
赤橋へ鷺仕手として薄紅葉 福永尚子 貞雄 
溝蕎麦の花の盛りや照り返す 加賀暢子 貞雄 
溝蕎麦の一隅占める千草原 遠藤けんじ 貞雄 
門前の落葉駆け込むそば処 中田のぶ子 貞雄 
新八景ウインド・サーフの秋渚 湯浅晴見 ○雅生 
ゆく秋や万物の息みな白く 山田耕路 ○暢子 
爽籟の砂浜の貝裏返る 福永尚子 ○東子 正脩 直枝 
日の暈の大きく滲む帰燕かな 盛戸まりの ○雛子 

 

 参 加 者 名 簿  24人

   鳥居おさむ 磯部充子 石川曲水 遠藤けんじ 大西よしき 加賀暢子 川上久美 神戸京子
   後藤那生 楠 正脩 渋谷雛子 菅野雅生 鈴木直枝 田中一美 田中貞雄 竹田ひろ子  
   中島宏枝 中田のぶ子 福永尚子 舩山東子 盛戸まりの 湯浅恵津子 湯浅晴見 山田耕路

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